受験生の親が子供を信じること

東大受験【高2】

息子の受験はもちろん応援していますが、どうもわたし自身が気弱になってしまうことがあります。

大学受験生の親が抱える不安

受験にのぞむのは子供なのですが、なぜか親のほうがテンパってしまったり、強い不安を抱えてしまうことって、きっとよくあるのだと思います。

わたしもそんな母親のひとりで、息子の東大受験を全力で応援していますが、常に「こんなに全力で頑張って、落ちたらどうなるんだろう・・」という不安を抱えています。

たぶん中学受験の失敗がトラウマになっているのでしょう。(このときは、「受かって当然」と自信満々だったので・・、汗)

そして、我々夫婦の学歴からしても、自分たちの子供が東大を目指すなんて、息子が高校に入学するまでに考えたこともなかった、というのもあります。

だから、もしも落ちたときに、なるべく傷つかないように、常々「どんなに頑張っても、やっぱり落ちることもあるよね」と自分に言い聞かせているのです。

不安になったときの対処法

では、強い不安にかられたときに、どうすればよいのかというと・・、

「受験生本人にその不安をぶつけなければ、親が不安になるのはべつにかまわない」

と思うことにしています。

とにかく本人に影響しないように、ブログやSNSで発散すればよいのです。

(本人に話が伝わるおそれのある、ママ友や他の家族には不安を吐露しないほうがよい)

また、息子の高校受験直前のときは、いてもたっても居られれない(わたしが)、というときは、塾の先生に本人には内緒でこっそりメールで話を聞いてもらっていました。

塾の先生なら、実際に息子のことを知っていますので、具体的な話がしやすいし、口は堅いし、受験生本人の心理状態もよく理解しているので、話を聞いてもらうのに好都合です。

あまり頻繁だと迷惑をかけてしまいますが、常識の範囲内なら、親が相談にのってもらうのも塾のサービスのうちだと考えます。

親の気持ちにも浮き沈みがあって当然

と、ちょいちょい不安になってしまうわたしですが、先日高校の自由参観があり、また息子を信じる気持ちを取り戻しました。

息子は地方公立高校の理数科クラスに在籍しているのですが、

授業と授業の合間の5分間の休憩中、みんなワイワイガヤガヤしている雰囲気の中で、教科書や問題集を開いている子が40人のクラスの中で4〜5人。

その中でも息子ともう一人の子の2人は、周りの喧騒がまったく耳に入ってない、というふうで、ガチで集中して何かの問題を解いていました。

ちなみに、もう一人の子も東大を目指しているそうです。

そういえば、息子は、朝の登校後も、昼休みの間も勉強している、と言っていました。

5分休憩も教室移動がないときは、何かやってるんですね・・。

家でももちろん勉強はしているのですが、隙間時間も活用して、これだけやっているのだから、やはり相当頑張っているんだな、と思いました。

まあ、勉強の環境の好みは人それぞれなので、静かなところでないと集中できない子もたくさんいると思います。

息子は周りをあまり気にしないタイプなのです。これって生まれ持っての性質も関係しているのだと思います、(↓過去記事参照)

「HSP=繊細さん」なわたしと真逆の息子

息子のクラスには東大を目指している子たちが、現時点で5〜6人いるそうです。

他の子たちは、きっともっとたくさん勉強しているんだろうな、もっと先に進んでいるんだろうな、と漠然と不安に思っていました。

が、今回の参観会での息子の様子をみて、息子もなかなかやるな、とちょっとほっとしました。

さて、そろそろ一学期末の定期テスト。

高2の一学期もあっという間に終わってしまいそうですね。

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