奇跡のアラ古希 THE ALFEE

趣味・たのしみ

最近のマイブームはアルフィーです。アラフィフにして、アルフィーファンデビューしました。

なぜ今アルフィーなのか

最近、自分が子供の頃から知っている有名人がどんどん引退されたり、亡くなったりして、追悼番組を見る機会が増えました。

その度に、生前のお元気なときに、その人の舞台やライブを生でみておけばよかった、と後悔するはめに。

そんなときに、我が町にアルフィーがやってくることを知りました。

それも、2024年はデビュー50周年という記念すべきツアーらしい。

ちょっと調べてみると、アルフィーは基本的に春と秋の年2回の全国ツアーを毎年やっているので、地方でもライブが見られることが多いようです。

アラフィフのわたしにとって、アルフィーの思い出といえば、紅白の「メリーアン」。

大好きなアニメ『タッチ』の映画のエンディングの「君が通り過ぎたあとに」。

キョンキョンの「木枯らしに抱かれて」。

とんねるずの番組での卓球やコント。

こうして昔を思い返してみると、小~中学生の頃に見たテレビで観たアルフィーの姿と、現在の印象はほぼ変わってないかも?

これは、現役バリバリのお3方が揃って観られる今のうちにぜひともライブに行っておこうと、旦那と一緒に出掛けてきました。

アルフィーのライブに初めて行った感想

ライブ会場のお客さんは、ぱっと見、わたしたちと同世代~ちょっと上くらいの方が大半。9割くらいが女性客で、夫婦で来られている方も多い印象でした。

そして、オープニング。

アルフィーが舞台中央奥のセリから3人並んでかっこよく登場し、うわー、本物だ、テレビと一緒、CGみたいでもある!!!と、いきなりテンション上がります。

しかし、始まってすぐに気づいたのは、会場のほぼ(97%くらい?)は、年季の入ったファンの方ばかりだということ。

一曲一曲のノリ方や、手拍子の取り方が、アフルィーファンの間では、どうやら細かく決まっているみたい。

わたしも最初は一生懸命周りにあわせていたけど、それをやっていては演奏に集中できないので、すぐにあきらめました。

途中のMCで、「今日アルフィーのライブに初めて来た人?」の質問に挙手したのは、やはりポツンポツンと本当にごく僅かでした。

そして、これはおそらくアルフィーの鉄板自虐ネタだと思われますが、「あなたたちを今日まで50年待ってましたよ!でも、どうせ星空のディスタンスしか知らないんでしょ?」と。

確かにちょっと図星なのですが・・、焦。

だけど、そういう初めてのお客さんでも楽しめるように、モノマネあり(この日は坂崎さんが北島三郎さんの「まつり」を完コピされていました)、コントあり、ツアーグッズ販売コーナーあり、と内容は盛りだくさん。

途中、お客さんの年齢層をおもんばかってか、しばらく着席して聴ける時間があったのも嬉しかったです。

しかし、ライブの後半なのに、高見沢さんがジャンプしながら演奏し始めたのには驚きました。(一曲最初から最後までジャンプしっぱなし)

少女漫画からそのまま出てきたような王子様感もすごいです。「王家の紋章」がまた読みたくなりました。

桜井さんの声も初めて聴いた40年前とぜんっぜん変わってない気がします。

そして一番感動したのは、やはり3声の美しいハモリ。

永遠にこのまま歌い続けてほしいけど、やはりいつかは生では聴けなくなる日がくるので、今年行っておいて、本当によかったです。

アルフィーのメディア出演

ライブのチケットをとった日から、アルフィーについてある程度は予習しましたが、生ライブですっかりファンになってしまったので、その後アルフィーのメディア出演をチェックするようになりました。

現在アルフィーがレギュラー出演しているのは、わたしの知る限りでは、

NHK FMラジオの「終わらない夢」

BS朝日 「高見沢俊彦の美味しい音楽 美しいメシ」

の2つ。

わたしは仕事柄、ラジオを聴く機会が多いので、このラジオ番組については以前から知っていました。

3人の仲の良さが伝わってくる、他愛のないおしゃべりを聴くと、集中しなくても不思議と話がすっと入ってくるので、何か作業しながら聴くのにぴったりな心落ち着く番組であります。

一方のBSのテレビ番組は、これまでわたしの知らなかった男気のある高見沢さんが見られます。

見た目は美しいのですが、「兄貴」なんですね。

で、この番組を見始めてから、本当に驚いたのは、大変失礼ながら、「アルフィーって演奏や歌がすごく上手いんだ」、ということです・・・。

アルフィーの歌って、テレビでみていても、ライブで生で聴いても、コーラスが三位一体となり、綺麗にハモりすぎていて、素人のわたしには誰がどのパートを歌っているかが聞き分けられません。

美しすぎて、本当に生で歌っているのか?アイドルのようにいわゆる口パクなのでは?と、ちょっと疑っていたくらいです。

でも、この番組では他のアーティストの歌に高見沢さんがコーラスをつけて演奏に参加することがあるので、わ、こんな風に歌ってるんだ、コーラスでもかなりしっかり声出してるんだ、ギターもめちゃめちゃ上手いんだ、と感心してしまいました。

これが3人一緒だと、ぴったりハモるし、演奏も自然に感じるから、だれか一人がすごく目立って見えないんだな、と。

こんなこと、長年のアルフィーファンの前で言うと怒られそうですが、にわかファンの正直な感想です。

アルフィーのすごさ

にわかファンのわたしが、アルフィーについて今年初めて知ったことはたくさんありますが、その中でアルフィーのすごさをいちばん感じたのは、年間のライブ本数の多さと、ずっと新曲を出し続けている、ということ。

そして、それを50年間一度も休まず続けているのですから、恐れ入ります。アルフィーのライブは2024年現在ですでに3000本近くになっているそう(日本武道館ライブも100本超えたらしい)。

どんなことでも、コツコツ続けることがいちばん難しい、と常々思っているので、50年という数字は憧れでもあるし、目標にもなりますね。

アルフィーは練習やリハーサルをほぼやらないそうですが、それを聞いてわたしは、以前読んだ「一万時間の法則」という本を思い出しました。

「一万時間の法則」とは、ひとつの分野で一流のレベルになるには、およそ10000時間の練習が必要である、というもの。

その本の中では、例としてビートルズがリバプール時代にすごい本数のライブをこなしていたことが挙げられていました。

アルフィーにも下積み時代があったそうで、その間にバックバンドとして演奏した回数も相当なものだったんだろうな、と想像できます。

以上、アラフィフにして、アルフィーファンデビューした主婦の感想でした。

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