佐渡島で撮り旅

旅行・おでかけ

最近佐渡島のことばかり考えてしまいます。佐渡は金山だけではありません。

佐渡島で写真を撮りたくなったわけ

最近、金山の世界遺産登録決定で、騒がれている佐渡島ですが、写真におさめたくなる風景が佐渡にはたくさんあります。

そもそもわたしが佐渡へ行った理由は、47都道府県全県制覇の一環で、新潟県を訪れるため。2022年の夏のことでした。

地図をみると、長~い新潟県の中で、自分が住んでいる場所から高速道路でアクセスしやすいのは「上越市」あたり。そこから航路で佐渡島と結ばれていることを発見し、新潟旅行は迷わず佐渡を目的地とすることに決定しました。

佐渡といえばやはり「金山」。その他にもいろいろとみどころがありそうなので、せっかく海を渡るのなら、と2泊することに。

まずは、港でレンタカーを借りて、道中ちょこちょこ観光しながらお宿へ。

そして、宿の部屋に佐渡の観光情報として置いてあったのが、この写真集です。

普通のガイドブックにはのっていない佐渡の穴場絶景撮影スポットが満載で、佐渡愛に溢れるフォトグラファーさんの作品なんだなぁ、と感じました。

佐渡島で早速撮り旅決行

この写真集をみると、あっちもこっちも行ってみたいとこだらけで迷ってしまいますが、中でも遠い昔に新婚旅行で行ったニューカレドニアはイル・デ・パンのオロ湾を彷彿とさせる小さな入り江の写真が素敵で、宿の方に場所を聞いて訪れてみました。

が、前夜の豪雨で、泥水が海へ流れ込み、海は透明とはほど遠い状態。

海はあきらめ、気をとりなおして、またレンタカーで出発です。

普段より多くの観光客が訪れる8月なので、この時期を佐渡の方は「とても混んでいる」とおっしゃいますが、都会から来る人の感覚からすると「空いてます」。例えるなら北海道みたいな感じで、ドライブしやすいです。

今後、金山が世界遺産になって、どうなるかわかりませんが、熱海や京都のようにはならないと思います、きっと・・。

↓妙宣寺

↓大膳神社


いわゆる有名観光地にも立ち寄りました(もちろん佐渡金山にも)。

中でも気に入ったのは、浮遊選鉱場跡。昭和初期の日本の勢いを感じられるスケールです。

あいにくの曇り空であまりよい写真は撮れませんでしたが・・。


佐渡島にまた行きたくなる理由

さて、3日間でかなりたっぷり佐渡を味わいましたが、このとき佐渡で泊まったお宿で、飲んだ自家焙煎珈琲がとても美味しかったので、帰ってきたあとも、定期的にお取り寄せしています。

(「みみずくコーヒー」と読みます)

というわけで、この珈琲が届く度に、そして珈琲を淹れるたびに、また佐渡に行きたくなってしまうのです。

しかも、毎回コーヒーと一緒に、宿の方が佐渡の近況を季節の写真と供に届けてくださるので、これを読むと、また佐渡に行きたいなぁ、となるのです。

ところで、佐渡から帰ってきてから気づいたのですが、宿の部屋においてあった写真集は、なんと宿のご主人が撮影されたものでした。

佐渡島在住の佐渡愛の強いフォトグラファーさん=宿主さんだったとは。

だって、撮影スポットの場所を聞いたときに、何もおっしゃらなかったので・・。

普通は「わたしの本です」と、声を大にして言いたくなりそうなところですが、佐渡の方はシャイなのでしょうか。

その方は、宿主&フォトグラファーに加えて、宿併設のレストラン「こさど」のシェフもされています。

いったい一人何役なのか?かなりのオーバーワークなのでは?と勝手に余計な心配をしてしまいますが、珈琲についているお手紙のお礼も言いたいので、次に佐渡に行ったときも、また同じお宿に泊まりたいと思います。

そして、佐渡島も実はまだ南側半分しかまわっていないので、次回はぜひ島の反対側にも行ってみたいと思います。

佐渡グルメも満喫しましたが、このときは佐渡牛を食べ損ねているので、そのリベンジも果たしさないと!

明日の佐渡島が愉しみになる宿|ご縁の宿 伊藤屋
佐渡の季節の絶景を写真に収め、書籍やパンフレット、ポスター、テレビなど各種メディアに佐渡の写真を提供している佐渡PRフォトグラファーが営む、佐渡の魅力を詰め込んだ旅館です。
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