誰でもひとつ魔法をもっている【角野栄子さん】

生き方・考え方・人間関係

角野栄子さんが出演されるTV番組は、録画して繰り返し見ています。

こんな歳のとり方をしたい

角野栄子さんは、言わずと知れた著名な童話作家。「魔女の宅急便」や「おばけのアッチ」シリーズは、自分で読んだり、お子さんに読み聞かせをされた方も多いのでは。

時々Eテレで角野さんの番組「カラフルな魔女」が放映されていますが、それを見て、こんな歳の重ね方をしたい、と思う方も多いと思います。

わたしもそのひとりで、角野さんの番組や本で気に入ったものは、繰り返しみています。

わたしの「素敵なおばあちゃんになりたい」を体現している憧れの人ですね。

誰でもひとつ魔法をもっている

「カラフルな魔女」の中でも好きだったのは、早稲田大学文学部の学生さんたちと交流する回。

会場は早稲田キャンパスの村上春樹ライブラリーでした。

角野さんの経歴で勇気をもらえるのは、魔女の宅急便を書き始めたのが48歳だったことや、最初の本が出たあとは、誰にも見せずに一人で7年間書き続けていた、という点。

アラフィフの我々に希望を与えてくれます。

その番組の中で角野さんがおっしゃっていたのは、

「誰でも魔法をひとつだけもっている。好きなことをコツコツ続けていれば、それがその人の魔法になる」

ということ。

学生さんの感想で、

「魔法ってもっと万能なものかと思っていたけど、角野さんのおっしゃる魔法はひとつだけ、というのが印象的でした」

とありましたが、同感です。

そのひとつを大切にしてどう生かすか、が充実した人生をおくれるかどうかの鍵となりそうです。

わたしの魔法は何なのか?

純粋に好きなことや得意なことを知るには、自分の子ども時代を思い返してみるのがよいと言われます。

わたしの場合は、「空想すること」。

これは偶然にも角野さんと同じです。

机の前に座って、移動中、なにか単純作業をしながら、寝る前など、何時間でもボーッと考え事ができます。

あとは書くことも好きです。

人に自分の気持ちや考えを伝えるのも、喋るより書く方が断然よいです。

言葉に出して喋ると、あとで「ああ言えばよかった」とか「大事なことを言い忘れた」ということが多々ありますが、文章ならじっくり考えられるし、いくらでも書き直しがききますから。

わずかでも人に読んでもらえるブログで自分の心が整うなら、これからもブログはライフワークとして続けていきたいな、と思います。

↓番組中に角野さんがおとずれていた新大久保のコリアンタウンで、10円パンを食べてきました

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