コツコツ続けることへの憧れ

生き方・考え方・人間関係

仕事、勉強、趣味、なんでもコツコツ続けるのって大変・・・!?

コツコツ続けることへの憧れ

このブログでも何度も言及しているとおり、わたしはひとつのことが長く続いたことがありません。

だから、周りで何かをコツコツ続けている人(息子の受験勉強とか、誰かの趣味のピアノとか)をみると、うらやましく、自分にはできないことなので、とっても憧れます。

・・・・と、今まで思い込んでいたのですが、

歳を重ねてきて、振り返ると、いつの間にか続いていた、ということも多々あります。

たぶん、若い時に比べて時間が経つのが速いので、自分ではそんなつもりはなくても、何かをやっていると、時間のほうが勝手に加速度的に積みあがったんじゃないか、と。

たとえば、今やっている仕事は今年14年目。ひとつの仕事を続けられた期間としては、これまでの最長記録です、汗。

徒然なるままに

仕事の他にも、よく考えたら、ブログだって以前やっていたものとあわせると、合計13年もやっています。

そこで、思い出したのが、2007年の朝ドラ「ちりとてちん」です。

ヒロインのA子ちゃんが、あるとき、徒然草の冒頭

「つれづれままにひぐらし、硯にむかひて・・・」(何もやることがなく手持ちぶさたなのに任せて、一日中硯に向かって、心に浮かんでくるつまらないことを、とりとめとなく書きとめていると。。)

を分析し、

やることがないから、机に向かって何かを書き続けるって・・・、書くことがよっぽど好きじゃなかったら、いくらひまでも一日中何か書いたりしないよね?

と気づくシーンがありました。

ということは、好きなことなら、頑張らなくても自然に続くのですね。

「コツコツ続けている人」は、それが好きでやっているだけで、本人としては「頑張って」続けているわけではないんだ、と。

よく考えたら、息子は受験勉強が好きなんです。

わたしから見ると、せっかくの楽しい大学一年生の生活を棒にふって、仮面浪人って大変そうだな、と思うのですが、本人からしたら、サークルやバイトに明け暮れるより、大学や大学受験の勉強をやるほうが、楽しいようです。

現に、受験勉強がなかったら暇だから、これが終わったら何か資格をとる勉強しよっかな、と言っていましたし。

わたしのこのブログも、誰かに頼まれたわけではないのに勝手に書いているのは、ただ単に好きだからで、頑張ってコツコツやってるわけじゃないんですよね・・・。

だから、人のコツコツできることに憧れたり、劣等感を抱いたりせずに、自分が好きなことをやっていればいいんだ、と気づきました。

半世紀近く生きていると、だんだんと気が楽になりますね、、。

好きなコツコツが大成することも

好きなことを長くコツコツ続けていると、自然に大成することがあります。

「一万時間の法則」の例で挙げたアルフィーなんかも、その典型的な例ですが。

他にも、わたしがモチベーションを上げるために、定期的に聞きたくなるコツコツ&大成話は、「ざこ八」という落語です。

3代目桂三木助師匠の「ざこ八」が特に気に入っています。

コツコツ働いて、家業が大きくなるって、理想的ですね。

苦手なことをコツコツやると

好きなことをコツコツやるのは自然にできてしまうことですが、苦手なことをコツコツやると、その効果は絶大です。

人間苦手だと思っていることは、避けて通りたくなるもので、時間をかけて取り組まないので、余計苦手が増します。

けれど、それでも続けていると、いつの間にか人より得意になる、ということが多々あります。

先ほどあげた朝ドラ「ちりとてちん」でも、そういうエピソードがありました。

主人公が三味線がうまく弾けずに四苦八苦し、それを自分が不器用だから仕方ない、とあきらめそうになっていると、師匠から、

「不器用でええやないかい。不器用なもんほど努力するんや。」的なお言葉があり、苦手でもとにかく続けていると、いつの間にかすごく上手くなっていた、という話。

うちの息子も、週1で通っていたスイミングは、なかなか上達せず、本人も行くのを嫌がった時期がありましたが、わたしは辞めさせませんでした。

習い事をひとつしかやっていなかったので、ひとつくらいは何かをずっと続けた経験があったほうがよいと思ったので。

結局、小学校6年生のときに市内の小さな大会で、よい成績が残せて自信がつき、中学も水泳部に入りました。

とにかく続けていれば、いつの間にか周りよりできるようになっていた、という経験は、その後の勉強でも生かされ、英語や国語も得意になったので、あのときスイミングを中途半端に辞めなくて本当によかったな、と今でも思います。

今は数学でまだ四苦八苦していますが、あきらめずに続けています。

というわけで、わたしに足りないのは、苦手なこともコツコツやってみる、ということですね。

苦手なことをすると、謙虚になれますから、人格形成にも効果ありだと思います。

不得意なこともコツコツやる習慣がついたので、息子は東大を目指すことになりました↓

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