子育てがやっと終わったと思ったら、親の介護が始まる、とよく聞きます。
義両親について
旦那の親は、80代後半。ありがたいことに、まだ健在です。
健在とはいっても、二人とも腰を悪くし、義父は数年前にヘルニアの手術をしました。
義母も今年に入って、突然腰を痛めて歩けなくなり、一時はほぼ寝たきりでした。
しかし、2人ともリハビリを頑張って、ゆっくりですが、今は杖なしで歩けます。
その頑張りのモチベーションはどこからくるのか?というと、同居している長男(わたしにとっては義兄)になるべく迷惑をかけたくないから、のようです。
老々介護だ、と揶揄しながらも夫婦で助け合って、なんとかやっている感じ。
それでも、病院へ行くときなどは義兄やお嫁さんの力を借りているみたい。
わたしはたまにしか会わないので、やはり同居している人たちはその何十倍も大変だな、と思います。
しかも義兄のところの子どもはまだ小学生なので、ダブルケアーだともいえます。
義父母と義兄家族のためにできること
義母と義兄嫁とのそりがあまり合わないので、何年か前に義父母にうちのほうに引っ越して来ないか、と誘ったことがありましたが、断られました。
やはり住み慣れた家を離れて、数百キロ離れた違う土地で生活するのは気のりしないようです。また、長男が可愛く離れがたいのもあると思います。
では、遠く離れた我々に何ができるか、と考えたら。。。
以前は、義父母が年に何度か一週間単位でこちらに泊まりにくることがありました。
義父母にとってもこちらの孫に会えるし、義兄一家にとっても、たまには家族みずいらずで過ごせるので、よい機会だったと思います。
しかし、今は義父母が新幹線に乗って、ここまで来るのは難しくなってしまいました。
でも、逆にこちらから訪ねていくと、わたしたちが泊まるための布団を出してきてもらったりetc、と結局義兄家族に手間をかけてしまいそう。さっと日帰りできる距離なら何かもっと手伝うこともできそうだけど・・。
で、この夏の帰省は、義父母を連れ出し、近くの温泉保養所で一泊してみました。
義父母との旅行
実は、この春に帰省したときに、その温泉には義父母と一緒に日帰り入浴で行きました。
その頃の義母は、家ではほぼ寝たきりで、温泉に入るのは無理そうに見えましたが、わたしが一緒なら大丈夫かも、と思ったらしく、意外にも自分も一緒に行きたい、と言い出しました。
で、いざ行ってみると、脱衣所でもお風呂の中でも、義母はゆっくりなら自分のことは全部自分ででき、わたしは手出し、口出しせずに、ただ目が届くところにいるだけで済みました。
義母の様子をみていて、息子が小さかった頃を思い出しました。
本人が自分でやろうと集中しているときに、周りが「だいじょうぶ?できる?」とか、「もっと〇〇したほうがいいよ」とか、余計な声掛けをすると、当事者はうるさく感じるだけ。
だから、どうしても助けが必要そうなときは、黙って少し手をかせばよいと思っていましたが、結局その必要はありませんでした。
それで義母も自信がついて、夏の一泊旅行が実現したというわけです。
今回は温泉もゆっくり入りましたが、驚いたのは義父母の食べる量。
もともとよく食べる人たちでしたが、最近はめっきり食が細くなった、と聞いていました。
が、2人とも夜に出された料理は全部綺麗に食べ、朝食バイキングもちゃんと自分で料理をとりに行って、おかわりもし、わたしの倍は食べていたと思います(ただ、食べるのはゆっくりなので、時間も倍以上かかります)。
やっぱりご長寿の方って、よく食べるのかもしれませんね。
目標があると頑張れる、と言うので、次回もまた温泉に行こう、と約束して帰ってきました。
今後のこと
今回はまだ元気に再会できましたが、義父母とも歳が歳なので、これからどうなるかわかりません。
でも、我々と比べて同居している義兄夫婦にかなりの負担がかかることは確かです。
義兄夫妻には感謝の気持ちをいつも伝えることと、協力してほしいことがあれば言ってもらえる雰囲気をつくっておかなければ、と思っています。
義兄は以前は弟(うちの旦那)にいろいろと相談していた時期もありましたが、最近はさっぱり。たぶん旦那が、「なんでもっと●●しないの」的な説教くさい対応をしていたので、嫌になってしまったのだと思います。
わたしは、あまり口をはさまないほうがよいと思っていましたが、実の兄弟同士はお互い甘えがあるので、喧嘩になりやすいかもしれません。(わたしと実妹の関係がそうなので・・ 妹は、お姉ちゃんには何を言っても許されると思ってる!!)
場合によっては、わたしが間に入るのもありかもしれません。
介護にまつわる金銭面については、義父母はかなりの節約家なので、年金暮らしでも余裕。貯蓄も十分あるので、心配なしです。
でも、万一の出動要請や金銭の援助に対して、心構えだけはしておこうと思います。
あとは、わたしが小学生の姪っ子と思い切り遊ぶことが、義兄夫婦には今いちばん喜ばれるので、今後も積極的に遊んでもらおうと思います。
↓ランキングに参加しています☆クリックしていただけると嬉しいです♡
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント