歌舞伎入門

趣味・たのしみ

歌舞伎初心者ですが、いろいろと楽しんでいます。

歌舞伎が好きになったきっかけ

わたしが歌舞伎ファンになったきっかけは、やはりテレビ番組。

2022年の年末に、NHKで放映されたドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」でした。

もともと、落語きっかけで歌舞伎には少し興味がありました。

江戸時代の落語には、お芝居が好きで好きでしょうがない丁稚さんが出てくる噺がいくつかあります。

そして、忠臣蔵についても、「軒付け」という噺で、五段目のパロディのようなことをやっていたので、その山崎街道のシーンを今のかたちにした中村仲蔵のドラマは、ストーリーが入ってきやすかったのです。

このドラマは、今でもNHKオンデマンドで視聴できますので、ご興味をもたれた方はぜひどうぞ。

中村勘九郎さんが、とってもかっこいい定九朗を演じておられます!

落語の軒付けはこちら↓

歌舞伎の基礎を知るには

テレビドラマきっかけで突然歌舞伎に興味をもったわたしは、そこからいろいろと情報集めをしました。

まずは、歌舞伎入門書を読み漁ります。

それと同時に、DVDを図書館で借りて、いろいろと観てみました。

歌舞伎を初めてちゃんと観た感想は、「ドリフじゃん!」。

そうか、全員集合はこういう伝統芸能の要素を取り入れて、面白おかしくやっていたのですね。だからクオリティが高かったのか、と妙に納得してしまいました。

そして、歌舞伎の舞台演出には、あらゆる工夫がみられて、今のバーチャル映像よりもよっぽど凄く感じられました。

また、テレビでは、毎月最終日曜日の夜にEテレで伝統芸能をやっており、その枠で歌舞伎も年に3~4回放映されます。

新年には新春歌舞伎や、市川團十郎家などの一門を追ったドキュメンタリー番組などもやっています。

それから、youtube。

故18世中村勘三郎さんの生涯を記録した「平成中村座物語」シリーズはエモいです、見ごたえがあります。全25話、インフルエンザで寝込んで何もできなかったときに、まとめて全部観ました、汗。

劇場で初めて観る歌舞伎

興味があるなら、とりあえず、本物を観に行ってみよう、ということで、いざ歌舞伎座へ。

実はわたし、30年ほど前に一度、東京で通っていた短大の行事で、歌舞伎座へ行ったことがあります。が、そのときはまったく興味がもてず・・、とにかく長いな、ということと、幕の内弁当を食べたことしかほぼ覚えていません。

しかし、今回は僅かでも事前知識があったので、かなり楽しめました。

しかも、たまたま選んだ演目「弁天娘女男白波」が初心者にはぴったり。

歌舞伎のいわゆる「白波もの」とは、盗賊を主人公とした物語で、この弁天~は、5人のワルかっこいい男たちが登場します。

新春公演だったので、キャストも豪華。

愛之助、勘九郎、七之助、猿之助、芝翫の5人が勢ぞろいです。

花道そばの席で、役者さんたちを間近で見られたので、生で観る歌舞伎は「夢のよう」な世界でした。

ちなみに、劇場ではイヤホンガイド(有料)を借りて、解説を聴きながら観れば、初心者でもだいじょうぶ。

また、一人で行きましたが、他にも一人で来られている方はたくさんいらっしゃるので、問題なしです。お客さんの7~8割は女性かな?

歌舞伎が好きになってから

歌舞伎を観るようになってから1年半ほど経ちましたが、その間に全国のいくつかの劇場へ足を運びました。

いろいろと観ていくうちに、自分の好みの演目や役者さんがわかってきました。(すべての歌舞伎が面白いと感じるわけではなかった)

歌舞伎は通年どこかしらの劇場でやっているので、定期的に公演情報をチェックして、この役者さんのこの演目なら見たい!というものがあれば、遠くてもその日を中心に予定を立てて、旅行がてら出かける楽しみができました。

今後の歌舞伎観劇の予定は、現在わかっているものだけでこれだけあります。

12月 歌舞伎座(東京) 天守物語 【坂東玉三郎・市川團子】

8月  南座(京都) 刀剣乱舞 【尾上松也】

9月  南座(京都) 流白浪燦星(ルパン三世) 【片岡愛之助・尾上右近】

8~9月の京都はめちゃめちゃ暑いから、他に何ができるかリサーチしておかないと!

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