採点バイトは忙しい大学生にとって、隙間時間でできる理想的なアルバイトなのでしょうか?
東進の採点バイトの募集期間
東進ハイスクールのオンラインでできる採点バイトは、息子が大学入学前から興味をもっていました。
それで、ちょこちょこ募集サイトを見ていたのですが、3~4月頃見たときは、「現在は募集を行っていません」となっていました。
その後、5月下旬に見たときに、募集が始まっていたので、息子へ知らせ、本人がすぐにエントリーしたそうです。
エントリーはできましたが、東進から「採点バイトについて、電話や直接校舎に来て問い合わせるのはやめてください」とお達しがありました。
アルバイトの人数が、あまりにも多くて個別対応できないそうです。
※2024年10月現在も募集中のようです。(なぜかリンクが貼れないので、興味がある方は「東進 採点バイト」で検索してみてください)
応募から採用まで
応募~採用までは、普通のアルバイトの感覚とは違い、いくつかテストを受けたり、書類提出の必要があり、各工程毎の結果を待って、次のステージに進むまで1週間程度かかります。
しかも、こちらから問い合わせはできず、先方からの連絡を待つしかないので、本当の就職活動ってこんな感じなのかしら?と疑似体験しました。
結論からいうと、5月末にエントリーした息子の採用が決まったのは、9月末。
暇な夏休みにバイトしたかったのに、すっかりあてがはずれました。
本人の都合で、大学の試験期間はバイトの用事が入らないようにしたり、ひとつ適正検査を受け忘れて、それが後回しになったりしたので、そういうのがなければ、もっと早くなったかもしれません。
以下は、息子から聞きかじったわたしの知っている限りの情報ですが・・・
まず、エントリーにあたっては、プロフィールの他に、受験大学や、共通テストの点数、2次の開示得点などを申告する必要があります。
また、採点したい希望科目を第三希望まで入れます。(採用されるのは1科目のみとなります)
第一希望の科目の実力テストをオンラインで受け、もし不合格であれば、第二希望の科目のテストにトライすることになります。
息子は無事に第一希望の物理のテストをパスしましたが、判定は「D」でした、笑。
その後・・・、
東進の最寄り校舎へ行って、PC操作の技能試験を受ける
オンラインでビジネスマナーテストとIQテストのようなもの、適正検査などを受ける
正式な履歴書と保証人の書類提出
で、やっと採用だったと思います。
採点バイトの研修期間と仕事内容
採用が決まった後は・・
すぐにバリバリ仕事ができるかといったら、そうではありません。
まず、研修用の動画を見て、その内容に対してテストを受けます。
動画を見る時間は時給1200円くらい支払われます。(テストの合否結果は翌日にすぐきました。)
採点バイトを入れたいときは、前日までに希望の仕事量を申請します。
仕事の単位は「工数」でカウントするそうです。
採点答案の難易度によって、工数が定められています。
東大・京大の物理の二次試験一年分の採点は1工数、地方公立大学の二次地試験一年分の採点が、0.3工数、みたいな感じです。(正確ではないかもしれません)
採点をして、間違っているところは「なんで間違えたか どこで間違えたか」を書いてあげないといけません。
東大のように完全記述答案だと、それが目に見えてわかりますが、穴埋めで答えだけ書いてあるような問題だと、どう間違えたか推測しないといけません。
これをやると、自分の勉強にもなりますね。
で、研修期間中は、一日に申請できる最大工数が決まっていて、採点して提出すると、パートリーダーみたいな人が、採点の仕方をチェックしてくれて、それが通れば初めて報酬が発生します。
翌日の仕事を希望しても、仕事が入らないときもあるようです。
息子の場合は、2~3回採点したら研修は終わった、と言っていました。
東進の採点バイトの時給
報酬は、1工数=2000円の出来高制。
採点スキルが上がると、時給ももっと上がるそうです。
答案によって、すぐ終わるときと(ほとんど間違えていないとか、ほとんど答えが書かれていないとか)、時間がかかるものがあります。
で、息子が何度か採点してみた結果、時給は実質600~800円くらいじゃないか?と言っていました。
慣れると、もうちょっとよくなるかもしれません。
授業のない日に1~2時間やるくらいなので、月に2万円弱くらいになるのかな?
前日にやりたい量を申し込めるのと、自宅でできるので、今の忙しい身にはちょうどよいアルバイトです。
ちなみに、息子の周りの早稲田理工生は、塾講師のバイトをしている人がほとんど。
また、夏休みは、イベント設営の手伝いのような日雇いバイトでたくさん稼ぐらしいです。
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