旅慣れるということ

旅行・おでかけ

旅慣れてる人ってかっこいいと思いませんか?

旅の失敗あるある

若い頃の旅って、今思うと失敗だらけでした。

自分で計画を立てて旅に出る、って実はなかなか難易度が高いことだと思います。

それに至る前の修学旅行ですら、季節外れの服装をチョイスしてしまったり、お土産を買いすぎて荷物が信じられないくらい重くなったり、自由行動で時間通りに戻れなくて先生に叱られたり・・・。

あ、今思い出しましたが、中学の京都修学旅行で「浄瑠璃寺」というお寺へグループで行ったときのこと。

元々の計画では、「浄瑠璃寺前」に着くバスに乗る予定でした。

が、バス停に早く着いてしまい、一本前の「浄瑠璃寺口」行きのバスに乗ったら、お寺のある山の麓で降りるはめに。

仕方なく、3kmの山道をみんなで黙々と登り、やっと到着した浄瑠璃寺庭園は、本物の極楽浄土に見えました。

まあ、浄瑠璃寺ができたころは、もちろん車なんてないわけで、当時の人々に近い追体験ができた、ということで、結果よかったかも。

・・と、旅の思い出あるあるで、ちょっとトラブルがあるくらいのほうが、後々思い返したときに印象に残っていたりするので、失敗もまた楽しいのですが。

旅も上達する

そんな細かい失敗や、ちょっと洒落にならない命を危険にさらすような大きめの失敗までいろいろ経験したので、最近はそこまでやらかさなくなりました。

自分の旅の実力がだんだんわかってきたので、無理な計画を立てたり、もともと決めていたことでも臨機応変に変更することができるようになったし、同行者と喧嘩することもなくなったし。

わたしがここまで旅慣れるためにやったことは・・・、

まずは、旅慣れている人と同行すること。

中国に留学していたときは、先輩留学生の旅についていって、宿の探し方や値段の交渉の仕方などを教えてもらいました。

ドミトリーなどの安宿では、先に滞在されている方に、周辺の美味しいお店や観光スポットを聞きます。

パッケージツアーでも、一緒になった方々の言動を見て、お土産の買い方や、他のツアー参加者とのコミュニケーションの取り方などを学べます。

それから、旅行記や旅番組を見るのも、コース決めなどの参考になりますね。

わたしは、それらを見ては、行きたい場所ややりたいことを手帖にたくさんメモしています。

実際は、メモがどんどん増えるだけで、なかなか実現はしないのですが、旅は旅先に思いをはせるところから始まるので、空想だけでも楽しめるし、シュミレーションは旅の大事な事前準備です。

あとは、とにかく実際に旅に出ることですね。

それで、たくさん失敗をすると、だんだんと旅上手になるわけです。

と、偉そうにいろいろと言っていますが、この記事が投稿されている頃、わたしは東北に居るはずです。

人生初の東北旅行なのですが、おそらく現地は想像以上に寒く、もっと厚手の服を持ってくればよかった・・・と、後悔してるんじゃないかと思います。

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