南部鉄器工房見学【岩手・奥州市】

旅行・おでかけ

南部鉄器を探し求めて岩手へ行ってきました。

南部鉄器を求めて

今回の東北旅の目的、2つめは南部鉄器を購入することです。

わたしは長年貧血だったので、普段から鉄分をとって貧血を改善するように、と旦那に言われ続けてきました。

だから、毎日飲むお茶やコーヒーのお湯を鉄瓶で沸かせば、鉄分がとれるかな、と。

鉄瓶といえばやはり南部鉄器が有名。大事に使えば、次の代に残せるものなので、岩手へ行くなら南部鉄器を購入したいな、と思っていました。

南部鉄器の工場見学

南部鉄器の工房があるのは、岩手県の中でも盛岡市と奥州市の2か所。

はじめに盛岡で何軒か見てまわったのですが、一番安いものでも5万円~で、我々にはちょっと手が出ないな、と感じました。

で、花巻から次の目的地へ向かう途中に奥州市にも寄ってみることに。

ネットで調べてみると、「及源鋳造(おいげんちゅうぞう)」さんというところで、無料で工場見学ができるらしい。

HPには前日まで要予約となっていましたが、いちかばちか当日の午前中に電話で問い合わせたら、その日の午後の空いている時間に対応していただけることになりました。感謝です。

その時間の見学者はわたしたち二人だけ。

工場の中は、ある程度機械化して量産しているセクションと、職人さんが手作業されている場所に分かれていました。

中川家とすっちーがやっている「探検ファクトリー」に出てきそうな規模の工場だな、と思ったら、やはり過去にこの番組で取材されていたみたいですね。

ここで教えてもらってわかったのは、盛岡と奥州の南部鉄器はルーツが違う、ということ。そもそも、藩も違うそうです。

盛岡の鉄器は300年ほど前の江戸時代に、職人さんを連れてきて、お殿様に献上する用に作られたのが始まりだそう。

だから、工芸品の要素が強く、お値段もちょっとお高めだったのですね。

奥州の鉄器は900年ほど前に近江から職人さんを連れてきたのが始まりで、どちらかというと実用的な鉄器を作っていたそう。

それが戦後に日本の伝統工芸を復興させるために、両地区まとめられて「南部鉄器」の産地、となったのだそうです。

見学は20分ほどで終わりました。

南部鉄器購入

見学後は、併設のショップでお買い物。

だいたい買いたいもののイメージは固まっていたので、すぐに決まりました。

容量1リットルで、IH対応。お値段22000円也。

「あられ」といういちばん南部鉄器らしい文様の鉄瓶を選びました。

鉄瓶は形が複雑なので、すべて手作りで、この模様も職人さんがひとつひとつ手でつけておられるそうです。

購入したものは無料で発送してもらえます。


肝心の使い心地は、想像よりかなり上をいってました。

鉄瓶はゴツいイメージがありますが、まず、自宅に置いても、しっくり家の風景に馴染みます。

重すぎるということもなく、でもしっかりと手応えは感じ、使い良いです。

そして、鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかだと聞いていましたが、本当にそのとおり。

特に緑茶や紅茶は、いつも飲んでいるものがかなりグレードアップしたように感じます。

飲んだ後味に、まったく雑味や苦みがなく、まるみを感じます。

ショップの方のお話によると、鉄分摂取はわずかしかできないので、本当に貧血を治したいならサプリを飲んだほうがいいです、とのことでしたが、これから毎日使えばやはり効果はちょっと期待できるのではないでしょうか?

奥州市は大谷さんの出身地 ↓奥州市市役所には大谷翔平コーナーが常設されています

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