小さい頃からあちこち連れまわしてきた息子は、旅好きな大学生になりました。
旅育
旅と読書の楽しさを知ると、人生が何倍も楽しくなる、と思うわたしは、子どもが小さいときから、積極的にあちこち旅行へ連れて行きました。
(自分が行きたいから、というのがいちばんの理由なのですが。)
最近は「旅育」という言葉もよく耳にするようになりましたが、旅をすると子供がぐっと成長するような気がします。
特に公共交通機関を使ったり、ツアーでまったく知らない人たちと行動を共にしたあとは、そう感じました。
旅育のメリット
旅育にはいろいろなメリットがあります。
たとえば、
文化や歴史、自然などに興味をもつきっかけになる
物事を事前に調べたり計画したりする力がつく
予期せぬ事態に遭遇したときに対処する力がつく
コミュニケーション能力が向上する
等々。
おかげさまで息子も大学生になった今は、一人旅や友達との旅行を楽しめるようになりました。
しかし、息子から旅にまつわる話を聞いて、はっとすることがひとつだけありました。
息子が一番喜んだ旅
息子が中学生のとき、
「今まで旅行したところでどこがいちばん楽しかった?」
と聞いてみたら、
「セブ島」
と即答されました。
これはちょっと意外な答えだったので、正直ビックリ。
なぜなら、3泊4日のセブ島旅行は、台風接近のため、予定していたオプショナルツアーはすべて中止となり、ずっとホテルのプールで遊んでいたからです。
当時4年生だった息子はスイミングを習っていたので、泳ぐのが大好きでした。
セブ島のホテルは、ホテル全体がウォーターパークのようになっていて、スライダー、流れるプール、波のあるプールありで、子どもにとってはパラダイスです。
疲れ知らずの小学生に一日中付き合うのは体力的にとても無理なので、旦那とわたしが交代で子供についてまわり、朝から晩まで遊び倒した息子は大満足だった、というわけです。
息子にとっては、普段は何かと忙しいわたしたちが、ずっと相手してくれたのも嬉しかったのではないでしょうか。
確かに、旅先では仕事や家事から解放されるので、子どもとの時間が作りやすいですね。
それまでの旅を思い返してみると、息子は移動や観光の時間より、空港の遊具やホテルの部屋、プールなどで自由に遊ぶ時間がいちばん楽しそうだったな、と・・・。
旅先では子供にあれも見せたい、これも体験させたい、または自分がいろんなところに行きたい、と欲張ってしまいがちです。
もちろん、そういった非日常の経験も子どもの視野を広げるためには大事ですが、旅の合間に子供がリラックスできる時間も設けてあげるのがいいな、と思うようになりました。
最近は、有名観光地で、お寺さんへ向かう急な階段を歩かされている小さいお子さんがグズグズ言っているのを見かけたりすると、きっとこの子にとっては何が目的からわからずつまらないんだろうなぁ、でも、お父さんお母さんの気持ちもわかるなぁ、と内心ニヤニヤしてしまいます。
セブ島のホテル↓ご覧のとおり、台風の影響でずっと曇っていましたけど、それが逆によかったんですね

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