人に歴史あり。
旅行先の決め方
うちが海外旅行に行けるのは、せいぜい年に1度。
行きたいところがたくさんあるので、旅先を絞るのが難しいです。
パラオを選ぶきっかけとなったのは、「土屋アンナさん・旅サラダ・息子」。
実際に行ったのは2018年でしたが、その10年前から気になっている国でした。
10年前になにがあったのかというと・・・
年末の成田で海外旅行に発つ芸能人をつかまえて、インタビューをするワイドショーのコーナーで、土屋さんが「パラオで潜ってきまーす」とおっしゃっていて、パラオが気になりはじめた。
・・・それだけのことなんですが、調べてみると、当時のパラオツアー価格は、1人30万円前後のものが多く、なかなかお高いな、と。
なので、その後はしばらくパラオのことは忘れていましたが、2017年の旅サラダでパラオ特集をみて、久々に調べてみると、直行便ができていて、ツアー代も10万円ちょっとに下がってる!
お、これなら行けるかも、とパラオについての情報を積極的に集めはじめました。
そこで、ペリリュー島戦跡ツアーを発見します。
こちらは第二次世界大戦中の激戦地で、日本軍が玉砕するまでの多くの戦跡が残っている場所だそうで。
そういえば、天皇皇后両陛下がパラオに建てられた慰霊塔を訪問されたニュース映像を見たことがあります。それが、このペリリュー島なんだ。。。
当時、小学校高学年の息子は、大日本帝国海軍好きで、戦争手記をたくさん読んだり、戦艦のプラモデルを作ったり、にちょうどはまっていた時期。
というわけで、わたしが前から行ってみたかった+お値段が安くなっている+息子が喜ぶ場所である、の3拍子そろい、パラオ行きが決定しました。
(旦那は一週間以上先のことはあまり考えないタイプなので、価格がみあっていて、無理なスケジュールでなければ、どこでもいいよと言ってくれます)
↓このときの反省を活かして、子どもの希望もかなり優先するようになりました
ペリリュー島のガイドさん
そして10年越しの夢がかない、パラオへ到着した日の入管でのこと・・・。
わたしたちの並んでいる列の前で、日本人らしき人が長いこと止められています。
ぱっと見、観光客ではなさそうだし、ビジネス客でもなさそう。ダイバーかな?でも、なんでアーミースタイル(バックが迷彩柄で服装もそれっぽかった)なんだろう?
2日後、この疑問は解決しました。
この方、ペリリュー島のガイドさんでした。
以前もこの島のガイドをされていたそうですが、一旦やめて帰国した後、再び戻ってこられた、とのこと。
元自衛官(しかもパラシュート部隊)だったそうで、アーミーファッション好き&国防意識が強い方なのですね。
自衛官の前は警察にもお勤めだったそうで、ツアーガイドさんとしては異色の経歴を持つ方です。
そして、このとき偶然にもわたしたちと同じ飛行機で入国され、われわれが参加したツアーが、お仕事復帰初日だったのです。
島へ向かう船内では、ガイドさんの並々ならぬ気迫を感じました。
到着すると、ペリリュー島には、知り合いがたくさんいて、みなさんガイドさんの復帰を喜ばれているようでした。
島の人たちから親しみをこめて「ペリリューボーイ」と呼ばれてましたし。
再び戻るからには、パラオに骨を埋める覚悟で来た、ともおっしゃっていました。
ツアーの休憩中には、同じ戦跡好き仲間として、小学生である息子とも共通の本の話などで盛り上がってくださいました。
ガイドさんの現在
ペリリュー島ツアー自体は、当時の洞窟陣地やトーチカ、戦車が見られたり、博物館や慰霊塔を見学したり、と見どころが多く、熱いガイドさんの説明も加わり、大変充実していました。
息子もよろこび、思い出に残るツアーだったので、コロナ禍になったとき、あのガイドさんはいったいどうしているんだろう、もしかして帰国されたのかな?と気になっていました。
そして、最近昔の写真を見返していて、ふとペリリューのガイドさんを思い出したので、検索してみたら、「コロリエ」のページで発見。↓
そうそう、この方でした!
今でもペリリュー島のガイドとしてご活躍されているご様子。安心しました ^^;
もし、パラオ旅行へ行かれるなら、元自衛官の平野さんの知識豊富なガイドのペリリュー島ツアーを強くお薦めします。
シーカヤック&シュノーケリングツアーもオススメです!
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