妄想旅行

旅行は想像するだけでも楽しいですね。

計画するところから旅は始まる、とよく言いますが、それ以前の妄想旅だけでも、わたしは十分楽しめます。

今度はあそこに行ってみよう、このあたりに行ったら、何を見よう、何を食べよう、と考えるのは至福の時間です。

妄想はわたしの特技ともいえるかもしれません。

お金のかからない良い趣味とも。

妄想旅行の道具

妄想旅行は、頭にインプットされている情報だけでも十分楽しめますが、材料があるとより具体的になります。

たとえば、地図。

地図を眺めるのは大人になってから好きになったこと。

若い頃のわたしは、東京なら路線図しか見ていませんでした。

だから、山手線は〇で、中央線は東西に直線で走っていると本気で思っていました。

かなり残念な人です。

今は、地図を見ながら、在来線でできるだけ遠くまで行く方法を考えたり、高速道路を辿って、どこに寄りながらどこまで行こうか考えたり。

知らない温泉や離島を発見するのも楽しいですね。

縮尺の大きい市街地図も大好きです。こちらは徒歩での移動を想定して楽しみます。

これはもう、いつでもどこでもできます。

学生時代は授業中も考え事ばかりしていたので、授業はほぼ聞いていませんでした。

これも大変残念なこと。今ここに集中しなければいけなかった。

今は一人時間がたっぷりあるので、妄想し放題。

また、生活の隙間時間にも、たとえば運転中、お風呂に入っているとき、寝る前も妄想旅行に最適です。

もし歳をとって、どこにも行けなくなっても、妄想旅行と過去の旅の思い出できっと楽しめると思います。

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