歌舞伎の子役さんたちって本当に凄い。
中村獅童トークショー
先日、これ↓に行ってきました。
「中村獅童 トーク&歌舞伎舞踊」in 岐阜
岐阜は地歌舞伎の盛んな地域で、小さい芝居小屋がたくさん残っています。
美濃や高山、白川郷、郡上八幡など、古い街並みも多く保存されていて、文化レベルの高い県ですね。
今回の獅童さんのトークショーは、県の文化祭のプログラムのひとつだったようですが、この文化祭自体は40日間も開催されているようです。すごいなー。
中村獅童ファミリー
獅童さんファミリーは最近テレビの露出度が高いですね。
息子さん2人が可愛い&一言コメントのワードチョイスが最高なので、テレビ向きなんだと思います。
獅童さんのパパぶりも、愛情深さが伝わってきて、以前はちょっと怖いイメージでしたが、好感度上昇中です。
でも、それだけではなくて、お子さんたちの歌舞伎の舞台での存在感もすごい。
お兄ちゃんのはるき君は所作や流し目が何とも美しい瞬間があり、将来女形も期待できそう。
弟のなつき君は目力がすごいので、いわゆるザ・歌舞伎の荒事の役が似合いそう。
今の中村勘九郎・七之助のようなコンビとなり、これから長く活躍してくれそうです。
歌舞伎は、子役さんがこれからどう成長していくか、見続けられる楽しみもありますね。
歌舞伎一家の子育て
伝統芸能一家の子育て・芸育ては、特殊なようで一般人のわたしたちの家庭でも参考にできる点が多々あると思います。
◆親が背中を見せること
親の舞台(仕事)を見せて、かっこいいと思ってもらうこと。
◆直接教えること
自宅でも日々お稽古 親が子に手取り足取り、結構厳しく指導されています。
◆経験を積ませる
歌舞伎の子役さんはごく小さい頃から、どんどん舞台に出て経験を積んでいます。
これは親のほうが度胸が要るし、緊張するのでは、と思います。
◆女将さんが支えること
父親の厳しい指導の傍らで、お母さんのフォローは欠かせません。
◆子供の自主性を重んじる
どの家も子どもに無理やり歌舞伎をやらせるのではなく、最終的には本人が続けるかどうか決めるようです。芸を継承することも大事ですが、やはり本人のやる気がないと、厳しい世界でやっていけないのでしょうね。
子供につきっきりで何かを教えるって、意外と家庭でなかなかできないことだと思います。
でも、ここまで愛情をもって一人の子どもに伴走し、コツコツ頑張るサポートをし続けられるのは、親にしかできないことでもあります。
イチローや大谷翔平も、子どもの頃はお父さんのサポートがあってメジャーで大成したわけですから。
我が家もイチローの例を知っていたので、息子が小学生の頃は、毎朝一緒に100マス計算やドリルをやったり、夜寝る前は一緒に本を読む時間をつくったりしていたら、すっかり勉強や読書が好きな中高生になりました。
後の社会的影響となると、まったく次元が違いますが、子に注ぐ愛情は歌舞伎一家にも負けません ^^;
中村獅童親子が出演する歌舞伎
今年(2024)の年末は、「あらしのよるに」という人気絵本を歌舞伎に仕立てた演目が、歌舞伎座で上演されます。
初演は2015年だったそうですが、次回のは、はるき君・なつき君も出演されるということで、観に行くことにしました。
お二人を生で観るのは初めてなので、年末が楽しみです!
↓ランキングに参加しています☆
↓どれかひとつクリックしていただけると嬉しいです♡
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント