井川線のメインイベント、アプト式列車に接続です。
ここまでの旅
アプト式列車とは
アプト式列車とは、急こう配の鉄道路線で、列車が滑り落ちないよう、2本のレールの中央に歯車で噛み合う軌条を取り付けた鉄道システムです。
ドイツ人のアプトさんという人が発明したから、アプト式と呼ぶらしいです。
真ん中にあるのが、歯型レール
アプト式列車に接続
井川線では「アプトいちしろ駅」でアプト式列車を接続します。
往きは登りなので、最後部への接続。
電車が滑り落ちないよう、下から支えて押し上げる役割をします。
アプトいちしろでは4分のみの停車ですが、接続の様子が見たければ、一旦降車して、最後尾(といっても4両編成)まで見に行くことが可能です。
ちなみに、井川線の車両は連結部分は通れないようになっているので、走行中に車両間の移動はできません。
ここから、車掌さんがさらに大車輪の活躍を見せます。
駅に着く直前までアナウンスを続け、自分が降りると同時にすべての車両のドアを開け(手動なのでね)、最後尾まで移動したら、なんと車掌さん自らアプト式列車の接続までこなしてしまうのです。
最後尾で旗を持ってスタンバイ
アプト式車両がバックでゆっくり近づいてきます
オーライオーライ
やまやまー やまやまー
すばやく接続 F1のメカニックさん並みのキビキビした動きです
接続完了!
アプトいちしろ駅では、地元のお母さんがかしわ餅を販売しておられます。
もっと時間があったら買えましたが、なんせ4分しか停車時間がないので、慌てて乗り込みました。
ダイヤはスカスカなのだから、ここでもうちょっとゆっくり停まってくれたら、小さいお子さん連れの方は安心かもしれませんね。
長島ダムで切り離し
列車はアプト式に押されながら、急こう配をぐんぐん登っていきます。
車窓から見えるのは、長島ダム。放水してます!
そして、長島ダム駅に到着。
実は、アプト式区間はたったの一駅だけで、この長島ダム駅ですぐに切り離されました。
せっかくなので、アプト式車両を正面から撮影。
横からも♪
さて、次は本日のもう一つのメインイベントである秘境駅に到着です!
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