東大を目指す高1息子の2学期中の勉強計画【受験生の勉強計画の立て方】

東大受験【高1】

最近高1の息子が、やるべきことが多すぎて何から手をつけてよいか悩んでいるようだったので、一緒に勉強計画を立ててみました。

受験生の勉強計画の立て方

先日、塾のオンラインセミナーがあったので息子と一緒に視聴しました。内容は難関国立大・医学部を受験予定の高1生向けのものです。そのお話の中で、なるほど、と思ったのは、

「長期の勉強計画を立てるのはあまり意味がない」

ということでした。

計画だけバッチリ立てても、予定通りにはなかなかすすみません。なので、直近の模試などを目標にして、勉強を積み重ねていくのがよいそうです。

最近の息子は、とにかく受験科目の範囲をすべて一度終わらせておきたい、と焦っていました。でも、先にどんどん進んでも、以前やったところが定着していないので、あまり意味がないことに気づいたようです。

実は、これは塾の個人面談でも先生から指摘されていたことなのですが、実際はその通りだったとしても、高圧的かつ一方的に言われて、気分を害していたようです。

息子はわたしに似て(?)か、人に言われたことを素直にそのままやるのではなく、まずは自分の思うようにやってみて、うまくいかなければ修正していく、というトライ&エラー型のようです。人に言われたことをやって失敗すると腹が立ちますが、自分で自分の間違いに気づくのなら、納得して次にすすめるのでよいのではないか、とわたしは思います。

高1二学期中の具体的な勉強計画

息子は先日受けた共通テスト模試の結果が思わしくなかったので、少し焦っていて、最近は何を優先して勉強してよいか悩んでいるようでした。わたしから見て、迷いの原因は情報過多だと思ったので、一度息子の考えを一緒に整理してみることにしました。

まずは、わたしたちそれぞれの考えを紙に書きだします。

息子の考え
・数Ⅲまで進めていたが、数ⅠA、数ⅡBが定着していないので、復習をしたほうがよい
・映像授業はいったんやめて、参考書中心に学習したい
・次の共通テスト模試で数・英・国の3教科で8割とりたい

わたしの考え
・やるべきことに優先順位をつけ、具体的に何と何をやるか決めるのがよい
・参考書やYoutubeなどの受験情報を収集しすぎているので、情報を入れるのを一旦ストップする

以上のことをふまえて、今回は「1月15日の共通テスト模試の数・英・国で8割」を目標にすすめることにしました。

具体的な勉強内容は

数ⅠA・数ⅡB
・フォーカスゴールドの例題・練習問題を全部解く(1度は終わっているので、2〜3巡目です)
※前回の共通テスト模試では共に6割程度しかとれなかったので、基礎からやり直す

英語
・シス単Basicを完璧にする(すでに単語の意味はほぼおぼえているので、熟語やイディオムもおぼえる) ※共通テストに出る英単語はこれ一冊でほぼカバーできるようです
・実践的な長文の問題集を一冊やる ※共通テストの英文は簡単だが量が多いので、速く正確に読めるようになるように、実践的な練習をする


・センター過去問のリスニングを繰り返し解く ※一年分を一度解いたら、スクリプトをみてわからない言い回しなどを覚えて、満点に近くなるまで何度か解き直す それがおわったら、次の年の問題を解き、また何度か繰り返す わたしはこの方法でTOEICがわりとうまくいきました

国語
・古文の単語を覚える
※現代文・漢文は先日の河合塾の共通テスト模試で8割以上とれていたので、今回は古文中心に準備します 

やることが決まったので、次に時間配分をします。

まず、2学期末のテスト前2週間はテスト勉強に充てるので、残った時間で共通テスト模試対策をやります。

また、学校の宿題も結構量が多いのですが、それは学校にいる間に済ませます。息子は朝30分早く登校しているので、朝の時間と昼休みを利用して宿題をします。

それ以外の勉強は基本的には塾の自習室で行い、とれる時間は

平日3H、休日8H×2 となります。

この中で、平日の1Hは英単語・古文単語 残り2Hは数学

休日は英語のリスニング(同じ年度の問題を2日続けてやる)+長文読解で各3Hずつ、残りを数学にあてることにしました。

定期テスト前を除くと、2学期末まで6週間あるので、リスニングは6年分解くことができます。また、数学には約100時間充てられそうです。

これですすめてみて、進捗状況がかんばしくないところは、冬休みに時間をとればよい、ということになりました。

自分にあった勉強方法をみつける

このように、目標ややるべきことの優先順位、時間配分などを具体的に書いていくと、あとはそれを実行するだけなので、楽になります。

もし書かないと、「あれもやらなきゃ これもやらなきゃ」と、頭の中でグルグル考え続けなければならないので、それだけで疲れてしまいます。

中学のときは勉強の範囲も少ないので、息子が自分で計画を立ててやっていましたが、大学受験となると分量や難易度も違いますし、情報が多すぎて整理しきれていなかったようです。

わたしは大学受験の勉強内容まではまったくわからない(わたし自身は無名の私立短大卒)ので、勉強計画は塾の先生に任せたかったのですが、息子はどうも担当の先生と相性が合わないようです。(近々塾は変更する予定でいます)

勉強スタイルは、仲間と一緒に授業を受ける、映像授業、参考書学習などいろいろですが、自分には何があうのかまずはいろいろ試してみるのがよいのかな、と思います。

ちなみにわたしの場合は、空想癖があり、一斉授業だとボーッとして話をたびたび聞き逃してしまうので、映像授業やポッドキャストなどで、聞き飛ばしてしまったところを繰り返し聞くのが向いている、ということに大人になってから気づきました。(本を読んでも空想癖のせいで、2〜3行読むたびに自分の空想に入ってしまって全然前に進まないので、テンポのよい授業を受けたほうが効率がよいのです)こういう人もいるので、授業中ボーッとする子は個人指導が向いているのだと思います。学校の授業で理解できない子は、もしかしたら勉強そのものが嫌いなのではなく、その学習スタイルがその子にあってないだけかもしれませんね。

息子は読んで理解するのが得意なようで、映像授業も取り入れつつ、基本は参考書をじっくりやるのが好きなようです。

まだ高1なので、いろいろ試してみて、中学のときのように最終的には自分のスタイルが確立できればよいな、と思います。

にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦へ にほんブログ村 受験ブログへ にほんブログ村 子育てブログ 高校生の子へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました