高校生におこづかいは必要? 一生お金に困らない子供を育てる家庭のお金教育~ <実践編②>

子育て・勉強法・お金教育

我が家のお金教育について。今回は実践編の続き「使う編」「投資編」です。幼少の頃から続けた地道なお金教育で現在高1の息子がどんな金銭感覚を持っているかについてお伝えします。

使う編

ガチャガチャは箱折に値するか

ここからいよいよ使う編。

お金はただ貯めればいいってもんじゃない。必要なときのために稼いだり貯めたりしているわけですよね。じゃあ、貯まったお金はどういうふうに使えばよいか、というと・・・、

結論はわかりきっているので、最初に言ってしまうと、

自分の納得のいくお金の使い方をすれば満足度が高くなる

ということ。

お金の使い道は

・必ず必要なもの(生活費や人へのお礼・お祝い等)

・どうしても欲しいもの

・どうしてもやりたいこと

の3つに限定。そうすれば、十分満足できるはず。

でも、多くの人は「お金がいつの間にかなくなってしまう・・・、節約してるのに想定外の出費がある・・・だから本当は買いたいものがあるのにお金がない」という惨状に陥っているのではないだろうか。

且つてのわたしは「友達と飲みに行ったりちょっと旅行に行ったり」ということが「どうしてもやりたいこと」だったのかもしれない。だから自分自身がお金に困っているとか、もっとお金が欲しい、という感覚に陥らなかったんだナ。

こういう人種も確かに存在する。特に若いうちはこれでもいいのかもしれない。しかし結婚して子供が生まれるとそうはいかない。家を建てたくなったり、子供に習い事をさせたくなったりで、目先の楽しみは我慢して家族のためにお金をまわさないといけなくなる。それなのに、ついつい衝動買いや自分へのご褒美、ついでの外食なんかでお金がだんだんと目減りしていくのだ。

そういう方におすすめしたいのが、前出の「歩合制バイト」であります。

ある日息子がめずらしく100円のガチャガチャをやりたいと言い出した。「これ、ネギの箱折40箱分だけど本当にやりたい?」と聞くと、ちょっと考えてから、「いや、いいわ」とあっさりやめた。

息子は、そのガチャガチャは40箱分の箱折という労働に値しない、という判断を下したのだ。

わたしもネギを作り始めてから、この商品は「ネギ〇箱分」と、何でもネギに換算するようになった。そうすると、本当に必要なものなのか、本当に欲しいのかが自然にわかるように。

この記事を書き始めてから、金銭感覚のかなりシワいダンナに「家庭でいったいどんなお金教育を受けたの?」とインタビューしてみた。そしたら何とダンナも子供の頃に歩合制の仕事をやっていたことが判明した。

義母はよく内職をしていたそうだ。チョコレートを銀紙で包む、工業製品のちょっとしたパーツの組み立て、等々の仕事。単価はそれこそ1個〇銭だっただろう。それを当時小~中学生くらいだったダンナが手伝い、売り上げの何割かを受け取っていた。といっても義母はその報酬を子供に現金で渡さず、子供名義の通帳に入れておいてくれたのだ。

1個〇銭の仕事をすると、稼ぐことの大変さがわかるので、安易に浪費しなくなる。

コツコツ稼ぐ → コツコツ貯める → 簡単には使わない

ダンナにはこのルーティンが子供の頃にしっかり身についていたのだ。

ちなみに、息子が初めて自分のお金で買ったものは「工具差し」。ドライバーなどの工具を入れて腰に下げるポーチです。うちのダンナはDIYが趣味なので、その作業の様子を見て、自分もどうしても欲しくなったんでしょう。ワークマンにて1000円で購入。当時小学2年生でしたから、年齢のわりには思い切った大きな買い物ですね。

買わない習慣をつける

歩合制の仕事が無駄遣い予防になることはよくわかったけど、現実的に歩合制の仕事をしている人はあまりいないでしょう。でも時給制や月給制で働いていても考え方は同じはず。

もし仮に時給1000円だとして、お昼休みに500円のお弁当を買ったら、考えようによってはその日は30分タダ働きしたことになる。外で勤めているばっかりにランチ代がかかってしまっているのだ。もし晩御飯の残り物をお弁当箱に詰めて持っていたらほぼ0円なのに。

月給制でも労働時間で割れば時給がわかる。

手取り20万、月160時間働いていれば時給1250円。そういう人がもし1000円のランチを食べたら、その日の48分間はタダ働きしたことになる。そして出勤日に1000円のランチを食べ続けると、年間のランチ代はこうなる。

1000円×20日×12か月=24万円

これが夫婦2人分なら合計48万円。ハワイにでも行けそうな金額だ。

わたしのエセOL時代のお金はこうやって消えていってたんだ。まあ、ランチを外で食べることが最大の楽しみという人はこの使い方でよいと思うけど。

このチョコチョコ消費がバカにならないことに気が付いている義父母のような人は、「ペットボトルのお茶は絶対買わない」ことになる。

子供のいる家庭だと、子供へのお菓子やガチャガチャなどのちょっとしたオモチャ代がチョコチョコ消費の代表になるでしょうね。出かけるたびに、何かねだられて買っているようでは、いつの間にかお金が消えていっても無理はない。

だからみんなお小遣いを渡して、その範囲内で買い物するよう子供に仕向けるんだ。その都度何か買ってあげるより、最初に決まったお金を渡しておくほうがかなり安くつくものね。

しかし子供にとってはたまったもんじゃない。今までスーパーに行くたびに、「何か一つ好きなもの」が選べたのに、月に300円やそこらの小遣いでは1~2回買い物したら終わりだ。

だから「お小遣いをもらう→すぐ使いきる→次のお小遣いまで欲求不満→次のお小遣いをもらう→あっという間に使う」の貧乏ルーティンが習慣づいてしまう。そして、せっかくお小遣いをもらいはじめたというのに、逆に「いつもお金が足りない」感を味わうことになる。

そもそも子供がおねだりするのは、子供にそういう習慣をつけた「親の教育のせい」なのだ。

じゃあ、どうすればよいかというと、

最初から不要なものは買い与えなければよい

それだけのことだ。

我が家では子供にモノを買い与えるのは「誕生日とクリスマスの年2回だけ」(例外的に本だけは好きなときに好きなだけ買ってあげることにしている)。だから子供の思考回路の中に「スーパーに行ったら何か買ってもらえる」という概念がない。そういう子供は当然ながら「何かをねだる」ということもしないのだ。もちろん普段は絶対お菓子を食べない、ということではない。お菓子は家族で食べるから「息子だけのお菓子」を特別に買わないだけ。

家を3軒建てたわたしのおじいちゃんの話を思い出してほしい。わたしの幼少期、おじいちゃんからは一度もモノを買ってもらった記憶はない。でも、一日中つきっきりで遊んでもらったわたしの心は本当に満たされた。

目先の物欲で子供の心を満たそうとしてはいけない。それが習慣になると、きりがなくなるし、買い物するだけで本当に心が満たされることはないから。これは大人も同じ。

お金は真剣に使う

ダンナにいつも言われること。

「お金を使うときは、お金を稼ぐときと同じくらい真剣にやれ」

おっしゃる通りだと思う。使い方がいい加減だと、いくら稼いでもあっという間に消えてしまうのがお金だ。

実はわたしは買い物がすごく苦手。お店をハシゴして商品を見比べる、ということをしない。どうしても買わなければいけないものがあったとして、一軒目のお店でそこそこのものを買ってしまう。だからいつも商品に満足できないし、ちゃんと探せばもっと安くてよいものがあったかもしれない、とう後悔がつきまとう。そんなわけで、基本的には食料品・消耗品以外は滅多に買わないことにした。

そして現在は、買い物以外にも「納得のいかないことには1円も使わない」スタイルを貫いている。

特に兼業農家になってからは、お金に対してよりシビアになった。職場に行けばとりあえずお給料がもらえる雇われ仕事とは違い、利益だけが手元に残る個人事業は投資と回収のバランスが大事だ。それに加えて時間の管理も自分でしなければならない。だから普段の生活の中でも、自分や家族にとって不要なお金や時間を使うことはキッパリやめた。

例えば「休日にショッピングモールへ行くこと」はもうない。

行かなくなったきっかけは、就農して土日も働くようになり、そういうところに行く時間が物理的になくなったから。でも、行かなくなってから気づきました。よく考えてみると、元々ショッピングモールなんて全然好きじゃなかったんだ。

買い物しても後悔するし、人混みが嫌いで疲れるし、そんなに美味しくもないのにそこそこのお値段がする食事をしても全然満たされない。そして、ついて行っても何も買ってもらえない息子も、ショッピングモール大嫌いだった。

何故以前はあんなに足しげく通っていたんだろう?息子にとっては公園で自由に遊ぶほうがよっぽど楽しい休日だろうに。というわけで、息子が小さいうちは近場の公園や海、山へよく出かけた。もちろんおにぎりを持参して。

そして、現在我が家の娯楽費はほぼ旅行一本に絞られている。まあコロナの影響でここ2年近くはほとんどどこにも行けていないけど、今はかわりに美味しいものをお取り寄せして楽しんでいます。

旅行にお金を使う理由はいくつかあるが、主には次のようなこと。

・家族みんな旅行が好き

・近場にチョコチョコ出かけてもあまり記憶に残らない

・家業があるので、強制的に家から離れないと休めない

なので、コロナ前はだいたい年に2~3度帰省をからめた国内旅行に出かけ、年に1度は海外旅行へ行っていた。ガッツリ時間をかけて遠くまで旅行すると、一生記憶に残る。帰ってきた後も、「あのとき○○へ行ってあんなことがあったね」と思い出話をいつまでも家族で共有できるのも旅行のよいところだ。

「年に一度海外へ行く」というと、「よっぽど金持ちなのか」という目でみられるときがある。でも我が家はいわゆる中流の家庭だ。ただ他所のお宅とお金の使い方が違うだけだ。土日に買い物へ行ったり外食したりで1万円消費する家族と、野菜を収穫・出荷して1万円稼ぐ家族。一度の週末だけで2万円もの差がある。

2万円×月4回×12か月=96万円

これだけでも既に約100万円違う。

メリハリをつけたお金の使い方を実践し、その都度そうしている理由を言って聞かせているので、息子にもわたしたち親のお金に対する価値観がすっかり浸透したみたい。

息子の金銭感覚

息子のお金の使い方は何とも潔い。

中学生のとき、同級生に「ROUND1」に誘われて行ったことが1度だけある。ゲームセンター、ボーリング、カラオケのフルコースを堪能すると5000円以上かかってしまう。中学生にしては、ちょっと・・・いや、かなり贅沢だ。

こういうお金の使い方をする中学生ももちろんいるだろう。家が商売をやってて、本当に羽振りがいいとか。わたしの中学の同級生にも家が開業医・旅館・お寺などなどで、お金持ちの子たちがいた。わたしにはそういう子たちの遊びがすっごく刺激的で楽しくて、しょっちゅう一緒に行動していたので、当然お金が全然足りなかった。

けど、息子は自分の「身の丈」というものを知っている。うちはお金持ちじゃなくて普通の家だ。こんな使い方したらお金がいくらあっても足りない。

「すっごい楽しかったけど、だいたいわかったからもういいや」ということで、それ以降はROUND1に誘われてもお断りし、友達とは互いの家を行き来するような遊びをしていた。

だけど、息子は時々ポンとまとまったお金を使うことがある。

趣味のプラモデル(船)にだけは結構つぎ込んだ。

小学4年生から始めて、コレクションは既に100隻以上。誕生日・クリスマスプレゼントで、わたしたちやじいじも結構な数のプラモデルを寄付したが、本人が自分のお金で買うときは、何隻もまとめて大人買いだ。艦隊を再現するのに数が必要らしい・・。

そういえば中学生の頃は、友達と青春18切符で日帰り旅行に何度か出かけている。旅の楽しさを友達と共有でき、非日常の体験をして記憶に残る使い方だから、ROUND1よりよっぽどいい。

そして息子の一番大きな買い物は、中2の頃に買った自分で組み立てるデスクトップのパソコン、15万円也。

通帳の100万円に手をつけているわけではない。手元にあった小銭貯金と、中学入学以降のお年玉や家業の手伝い、その他のの臨時収入でコツコツ稼いだぶんを貯めて買ったのだ。

実は、息子が中学生になってから定期テストで好成績をとったときもお金を渡すことにした。勉強は本人のためで人の役には立っていないので、本来はお金をあげるようなことではない。しかし、息子は定期テストの1か月前からテスト勉強を始めるタイプだったので、その間は家業を手伝うより学業に専念したほうがよい。また、動機はどうあれ勉強をしておいて損することはないので、やる気を出してもらうためにこの新ルールを作った。

中学入学後初めてのテストが学年11位だったため、期待を込めて以下のような金額を設定。

1位   30000円
2位   20000円
3位   10000円
4〜5位  5000円
6〜10位  3000円

同級生に一人とびぬけて頭のよい子がいて、いつも不動の一番だったけど、その子が学年全体を引っ張って他にも頑張る子がたくさんいたので、息子を鼓舞するつもりでこんな設定にしてみた。しかし、中3になってから息子も随分頑張ったので、2度も1番をとってしまい、嬉しいような、ハラハラするようなで、おかげでこちらはかなり貢いでしまうはめに・・・。しかし、一度約束したものは破るわけにはいかないので、ちゃんとお支払いした。

高校入学後は定期テストの順位はあまり関係ないので、模試の東大判定でAが出たら30000円、などという設定にしている。(もちろん今のところはA判定には遠く及ばず、前回はC判定だった) 

現在は勉強が忙しくなって、ほぼ家業を手伝うヒマがなくなり、収入もあまりないのだけど、逆に遊びに出かけたりして使うヒマもないのでお金が全然必要ない状態に。本は好きなだけ買ってあげるルールは継続中なので、ときどき参考書の請求がくるくらい。休日に一日中塾へ行くときはおにぎりと水筒持参で行くし、学校帰りに買い食いすることもまったくない。

先日、おにぎりを持参するのを忘れて塾へ行ってしまい、コンビニおにぎりを2個買って270円かかったことを、本気で後悔していた息子を見て、チリも積もれば・・・をちゃんと実践していることがよくわかった。ここまで自分でお金をしっかりコントロールできるのであれば、もう安心。だから、今後大学へ進学したときの学費+生活費も、毎月仕送りをする、とういわずらわしいことはせずに、一年分まとめて渡す予定。これから先、息子のお金の使い方について、わたしたち親が口出しすることは何もないだろう。

投資編

インゲン豆事業部

最後に「投資編」。

我が家では息子に投資教育もしている。

といっても株やFXをいきなりすすめたわけではない。他人が動かすお金を予想するいわゆるマネーゲームは外部要因が占める割合が高いので、リスクが伴う。他人の事業に投資するより、もっと簡単で着実にできるのは「自分の事業への投資」だ。

この「投資」を覚えれば、人から仕事を与えてもらうだけではなく、自分で仕事を作り出すことができる。

幸いうちは農業という家業があるので、ノウハウを既にもっている。

息子に試させたのは「インゲン豆の栽培」。背が高くならない「つるなしインゲン」は子供でも簡単に栽培できる。播種から最初の収穫まで2か月もかからないので、投資回収が早いのも魅力だ。

まずは息子が自分のお金で資材を購入する。それから一緒にハウスの中を耕し、種まき。(肥料や石灰は少量なので家にあったものを使用)

インゲンは栽培過程で特に何もすることはない。ハウス内なので、水やりが必要なのと、時々草取りするだけ。

で、あっという間に収穫期を迎える。

インゲンは手で獲れるので子供が一人で収穫作業できる。あとは、袋詰めして直売所に持っていくだけ。直売所には車で行くので、わたしが手数料を受け取り代理で出荷。まあ、他の出荷物のついでにもっていくだけなので、ほんとはタダでもいいくらいなんだけど、一応のケジメです。

<インゲン豆事業にかかった経費>

インゲン豆の種 200円(ホームセンターで売っている小袋)

出荷用の袋 200円(100枚入り)

代行出荷 100円/回

これらの経費を差し引くと3000~4000円くらい利益が出たのかな。

ホームセンターで200円で買った種に、自分がちょっと手を加えれば最初の出資額の10倍の利益が出るよ、とういうお話。子供だって元手と運転資金を用意すれば、いつでも事業を始められるんです。

他人の事業への投資

近年は我が家でも余剰金を投資にまわすようにしている。

これでガチで儲けようと思うのは危険だけど、すぐに使う予定のないお金をただ金融機関へ預けておくよりは少しは増えたほうが嬉しい。

我が家でやっているのは、いわゆるインカムゲインで、利回り(具体的には4%以上のものを買っている)をみて株を個別銘柄で購入している。一度買ったらほったらかしで、年に1〜2度配当が入り、中には株主優待品が届くものもあるのでささやかな楽しみとなっている。

そして息子も高校生になったので、ジュニアNISAの口座を作った。息子のほうはインデックス投資で、毎月少額ずつ自動で積み立てる商品を購入。こちらもほったらかしで、これまで半年運用した実績は、プラス2%ほど。

しかし、こういった投資はリスクが伴うので、最悪なくなってもよいと思える金額でやることが鉄則。やはり自ら働いてお金を稼ぐ能力をもちつづける、ということが一番の資産になるのでは、と思っている。

以上が、我が家で実践している「貯める」「稼ぐ」「使う」「投資する」の4種類のお金教育の全てです。

家庭でお金教育をする意義

ここまで長々と書いてきたけれど、なにも100万円を貯めるためだけに息子にお金教育をしてきたわけじゃない。目標は単なる区切りであり、通過点にすぎない。

我が家のお金教育で息子に本当に教えたかったことはたった2つ。

・働く楽しさを知り、その意欲をもちつづけること

・自分で稼いだお金を大事に使うこと

ごくシンプルで当たり前のことだ。

でも、これができないからみんな苦労しているんだよね。

一攫千金ねらうより、コツコツ働いて、身の丈にあった生活をすることに満足できる思考をもっていれば幸せに過ごせる。

義父母は年金生活でも余裕で貯金できるそうだ。だから義父が現役引退した後は、オフシーズンの安い時期ををみはからって2人でよく海外旅行に行っていた。今は80を過ぎて海外旅行は難しくなったけど、義兄一家と同居し、元気で幸せに暮らしている。

義父母のように普段は少ないお金で満足な生活ができれば、それだけで大きな強みになる。同じ年金額でも「全然足りない」と思う人より、「こんなにたくさんもらえる」と思える人のほうが当然幸福度が高いと思う。

手元のお金で満足のいく生活ができれば、無理なローン返済や、とめどない物欲のために働かずに済む。つまりお金のために働くのではなく、「働きたいから働く」ようになるのだ。

そして、コツコツ働いて積み上げた十分な貯蓄があれば、衝動買いしたり、人との付き合いでその場の雰囲気に流されてお金を使ったりすることがなくなり、本当に必要なものを欲しいときに買えるようになる。真剣に吟味して買ったものは、長く大事に使うから、そう簡単に買い換えたくならないし。そうすると、お金を使うことにも罪悪感がなくなり、さらに幸福度がアップ!!

これがお金にふりまわされない生活だ。

お金のことは学校では教えてくれない。まず親がお金にだらしないと子供に何も教えてあげられない。そしてたとえ親がお金をもっていても、子供を教育しておかないと、後々困ったことになる。

家を残す 土地を残す 家業を残す 

親は子に物質的にもいろいろなものを残すことができる。

でも最も大事なのは

教育を残す

ということ。これが大きな財産になる。

人は「死んだら終わり」ではない。この世に生きているほんの短い間に、先代から受け継いだものを、自分の代でよりよくし、次の代へつなぐことができる。こうして人類は進化してきた。

わたしたちはそういう大きな流れの中で生かされている。

まずは家庭という社会の最小単位で我が子に教育をしましょう。ただ、霊長類のすごいところは、自分の子供以外にも教育ができるということ。「自分さえよければいい」というのではなく、「次の代に何かを残す」ことが霊長類として生まれてきたものの最たる使命であり、特権です。

現代社会を生きていくのに「お金」は必要不可欠なもののひとつ。だから家庭でのお金教育は、とーーーっても大事なんです。

最後にちょっと話が大きくなってしまいましたが・・・

令和時代の我が家のおやつは、ハーゲンダッツじゃなくて、シャトレーゼのアイスを美味しくいただいてます。ガリガリ君はあまり買わないな・・・、歯にしみるから。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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