東大生の小学生時代

子育て・勉強法・お金教育

現役東大生の皆さんは、小学生時代に家庭でどう過ごしていたのでしょうか。気になるので調べてみました。

家庭環境と子供の学力は関係あるか?

東大に行くような子はどんな家庭環境で育ったのか?

わたしは、家庭教育にとても興味があるので、こういうことに関連する本や記事はよく読んでいます。

子供が勉強に目覚めるにはいろいろなきっかけがあると思いますが、幼少期にいちばん影響を受けるのは、やはり両親や祖父母などの身内だと思います。

そして、小さいうちから家庭での学習習慣がついている子ほど、中・高生になったときに難関大学を目指す素地ができていいるのではないでしょうか。

今回参考にしたのは、雑誌「プレジデントFamily」2021年夏号です。

プレジデントファミリーでは、難関中学〜大学までを目指す子供たちの家庭環境や生活習慣に着目し、長年調査をしているようです。

我が家も中学受験の頃は、かなり参考にさせてもらいました。

しかし、今読んでも面白いです。

すでに高1の我が息子ですが、小学生時代はどうだったっけ?と思い返しながら、読みました。

賢い子に育てる4つのキーワード

現役東大生へのアンケートからみえてきた「賢い子に育てる」ための4つのキーワードはこちら。

①自主性

②知的刺激

③規則正しい生活

④心の安定

どれも納得のキーワードですね。

項目毎の具体的な内容と、我が家で実践していたことを比較してみたいと思います。

自主性

まず①の自主性ですが、よく東大生は「勉強しなさい」と親に言われたことがない、と聞きます。

でも、これって本当にそうなのでしょうか?

内容をよく確認してみると、直接的に「勉強」という言葉を使わないだけで、やはり子供が勉強へと向かうよう大人が誘導しているようです。

また、学習習慣がつくまでは、大人がついて勉強をみている例も少なくありません。

我が家の場合は、小学校低学年のときは、朝登校前の短い時間ですが、100マス計算や、漢字の書き取りを一緒にやっていました。

そして、5〜6年生のときは中学受験の内容を、わたしも一緒になって勉強しました。

やはり、「勉強しなさい」と言っても、子供は勉強の仕方がわからなかったり、難しい内容でつまづいたときに自己解決できません。

だから大人がそばにいて、時間をはかったり、丸付けをしてあげたり、わからないところは丁寧に教えてあげると、勉強が嫌にならずにすむのだと思います。

これを根気よく続けて、子供が勉強に対してある程度自信をもつと、やればやるだけ伸びていく楽しさや、わからないことを知れる好奇心も後押しし、自分から机に向かう子になります。

我が子の場合は、中学受験の勉強をしていた頃は、まだわたしがそばについていたり、せっついたりしないと自分からはなかなかやりませんでした。

結果、中学受験は不合格だった悔しさもあり、中学入学後からは放っておいても自らすすんで計画を立て、勉強するようになりました。

知的刺激

子供は何に興味をもつかわかりません。なので、さまざまな体験をさせて、子供が興味をもてることをひとつでも見つけられるように手助けするのが大人の役目だと思います。

うちでは未就園児の頃からなるべく毎日外を散策し、少し大きくなってからはあちこち旅行に連れていきました。

また、毎年夏休みには「面白い大人」に会わせる、ということをテーマに我々夫婦の友人・知人をたずね、いろいろな職業や考え方の大人たちと話す機会を設けました。

日常的には、映画や本、文化・芸術に触れる機会をつくり、子供がはまったものにはとことんそれにのめり込めるような環境をつくりました。

小学4年生のときには映画がきっかけで、日本海軍の空母や潜水艦に興味をもち、戦艦関連のプラモデルづくりに随分はまりました。

その頃は、戦艦大和が作られた広島の呉や、海軍記念館のある舞鶴などに旅行に行ったり、重工メーカーで潜水艦づくりに現役で携わている知人に会いに行ったりしました。

規則正しい生活

これは言わずもがな、ですね。

家庭である程度ルーティンができているほうが、子供も時間の使い方を意識したり、勉強の計画も立てやすいのだと思います。

うちは完全朝方で、旦那も定時よりかなり早く出勤するタイプ。朝の時間を有効活用すると、仕事も勉強も捗ります。

心の安定

自己肯定感が育っていると、精神的に自立し、難しいことにチャレンジする心の余裕も生まれます。

我が家の場合は、規則正しい生活を心がけたことが、思いがけず別のかたちで功を奏しました。

旦那が出勤時間を早めることで、帰宅時間も早まり、毎晩家族そろって夕食をとることができ、親子のコミュニケーションに大いに役立ちました。

また、普段から子供をよく観察し、こちらがしてあげたいことよりも「子供がしてほしいこと」を優先することで、子供も自分という人格がちゃんと尊重されていることを感じられるのだと思います。

たとえば子供が何かに集中して遊んでいるときには、大人の都合でむやみに声掛けしない、など。

実は、これは、子供の集中力を育てる上でとても大事です。

いつも人目を気にしたり、落ち着かない環境では、当然勉強にも集中できません。

親子や兄弟の関係がよいことも、難しいことにチャレンジするための必須条件と言えるのではないでしょうか。

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