子供に読書習慣をつけさせるために家庭でやった2つのこと

子育て・勉強法・お金教育

「子供がなかなか本を読んでくれない」こんな悩みを抱えている親御さんは多数いらっしゃるのではないでしょうか?わたしも以前はそうでした。しかし、家庭でたった2つのことを実践しただけで、息子は今ではすっかり本好きに。今回は子供に読書習慣をつけさせるために我が家でいったいどんなことをしたかについてご紹介します。

子供に読書習慣をつけさせるために家庭でやった2つのこと

わたしが子供に読書習慣をつけるためにやったことは次の2つです。

①子供と一緒に読書をする時間をつくる

②好きな本を好きなだけ買ってあげる

たったこれだけ?と思われそうですが、うちの場合はこれが効果テキメンでした。それぞれの具体的な実践方法や、ポイントについてみていきましょう。

子供と一緒に読書する意味は?

我が家では息子が赤ちゃんの頃から図書館で頻繁に本を借りてきて読み聞かせをしていました。しかし、小学生になったらさすがに自分で好きな本を読むようになるだろうし、もう読み聞かせの必要はないと思っていました。しかし、いつまでたっても自分からは本を読もうとしない息子。そこで息子が小学3年生のときについに業を煮やしたわたしは強制的に読書の時間をつくりました。夜20時半になったら一緒に布団に入り、寝る前までそれぞれが好きな本を読むことにしたのです。

ポイントは

母親であるわたしも隣で自分の本を読むこと。

これがよかったようです。普段は忙しくしている親が自分のためだけの時間をとってくれることは、子供にとって実はなかなか経験できないことなんです。親が何か別のことをしながら子供にだけ本を読ませるよりも、一緒に同じことをするほうが子供にとって嬉しいようで、毎晩の習慣になりました。

最初はどんな本を読めばいい?

この親子で読書をする時間にどんな本を読むべきか?うちの場合は、最初はわたしが子供の本を選んでいました。本屋や図書館に連れて行って「さあ好きな本を選びなさい」と言われても、本を選び慣れていない息子には本当に読みたいものを膨大な本の中からみつけるのは難しいと思ったからです。息子は小さい頃から車が好きで、特にレーシングカーに興味をもっていたので、手始めに本田宗一郎やアイルトン・セナの伝記を読ませてみました。すんなり楽しんで読めたようなので、伝記つながりで歴史ヒーローものなども読ませてみると少しずつ歴史にも興味をもつように。そして、あるときたまたまテレビで「永遠の0」という映画を観た息子は日本海軍や空母艦載機のことが気になったようで、自分からそういう本を求めるようになりました。こうなったらしめたものです。

好きな本をどんどん買うことで知識欲を高める

やっと自分から興味のある本を欲しがり始めた息子に対して、このチャンスを逃してはいけない、ということで、ここからはお金を惜しまず「本は好きなだけ買ってあげる」というルールにしました。インターネットでも情報は得られますが、ひとつのことを体系的に理解するには本のほうが適しています。元来、人は誰しも知識欲をもっているものです。息子も「知りたいことは本を読めばわかる」ということに気づいたので、何かに興味がわくとすぐに関連書籍を求めるようになりました。また、一冊本を読むとその中に出てきた事柄が気になり、さらに別の本も読みたくなります。この連鎖で興味対象や知識の幅がどんどん広がるようになるのです。ここまでくれば、あとは放っておいても勝手にどんどん本を読むようになります。また、息子にとって幸いだったのは今はamazonなどのネットショップを利用できる環境だったということです。マニアックな本もすぐに取り寄せることができたので、田舎に住む者にとってはとてもありがたいことでした。

現在高校生になった息子の読書生活

現在高1になった息子は、読書好きであることには変わりはないと思いますが、いかんせん勉強が忙しくなり、なかなか読む暇がないようです。以前は歯医者の待ち時間なども本を読んでいましたが、今はそういう隙間時間も、もっぱら参考書や問題集を見ています。高校では朝読書の時間がとってあり、その時間は勉強禁止なので読書をしますが、せいぜい10-15分程度でしょう。それでもまったくないよりはマシですが。あとは寝る前にちょっと読んでいるようです。なので、一日の読書時間は15〜30分くらいということになります。今でもいちおう読みたい本は好きなだけ買ってあげることになっていますが、請求がくるのはほとんど参考書や問題集の類です。大学生になったらまた読書習慣が復活することを願っています。

読書習慣は人生をゆたかなものにする

一度読書の楽しさをおぼえた子供はいつも本を手放さなくなるものです。そして、読書習慣は一生の宝になります。一冊の本との出会いが人生を変えることもあるのです。また、読書は受け身のものではなく、本から得た知識をもとに自分の考えをもつ習慣もつきます。子供たちには人生がよりゆたかになる読書習慣を小さい頃から家庭でぜひつけてあげたいものですね。

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