重要なテストの前は緊張がつきものです。これが大学入試本番直前となると、いったいどうなるんだろう・・。でも、ある本からテスト前の不安を軽減する方法のヒントをもらいました。
勉強脳の作り方
先日、タイトルが気になって、さらっと読んだ本「東大教授が教える!デキる大人の勉強脳の作り方」です。
タイトルどおり大人になってから勉強をしている、またはこれから始めよう、という人を対象に、脳科学にもとづいた勉強法を教えてくれる本です。
これによると、年とともに記憶力がだんだんと衰えてくるのはただの思い込みで、我々大人も若い人に負けない能力を秘めていて、それを上手に引き出せば、実のある勉強ができる、とのことで励みになります。
面白い項目がいろいろとありましたが、今後、大学受験をひかえた息子(まだ高1だけど)にも大いに役立ちそうなことが書いてあったので、さっそく息子に伝えました。
テスト前の不安を軽減させる方法

せっかく勉強したことが、本番で思い出せなかったり、焦ってなかなか本来の実力が発揮できないことはよくあると思います。
これは、不安や緊張が脳の働きを悪くしているしまうためだそうです。
それを防ぐには、
「テストの不安を紙に書く」
とよいそうです。
たとえば
・苦手なところばかり出題されないか不安
・途中でトイレに行きたくなったらどうしよう
・復習不足で完全に覚えきれてないところがある
などなど。
人は目に見えないものがいちばん怖いので、不安を文字にし、目で見える形にすると、不安が消えて安心できる→不安が消えれば脳のはたらきもよくなる、という効果があるそうです。
たしかに、「あれもこれもやらなくちゃ」、と忙しいとき、わたしはToDoリストを紙に書くことがよくあります。
書いてしまわないと、「あれとこれと・・あ、それからあっちもまだやってないな」などと、しなくてはいけないことが頭の中でずっとグルグル回って、疲れてしまうし、ひとつのことに集中できず、作業効率が悪くなるような気がします。
だから、心の中の不安を一旦書き出してしまうことで、頭の中から余分な情報を追い出すと、すっきりしてテストに集中できる、という説には大いに納得です。
これは簡単だし、すぐに実践できそうですね。
2年後の息子の受験直前は、たぶんずっとてんぱった状態になりそうなので、そうなったらとにかく何でも書き出すと、気持ちが少し落ち着いて、やるべきことに集中できそうな気がします。
この本には、他にもすぐに役立つ面白いことがいろいろと書いてあったので、気になる方はぜひ読んでみてください。



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