息子、巣立つ

東大受験【高3】

4月からついに大学生!諸手続きなどのために息子はすでに上京しました。

旅立ちまでの息子の様子

立つ鳥跡を濁さず、ということで、引っ越し前にせっせと部屋の整理整頓をしていた息子。

参考書類は、ごく一部の綺麗なものはメルカリで売ったり、浪人する友達に贈呈し、その他はまとめて廃品回収に出しました。

こうしてみると思い出深いものばかりですが、息子は潔く捨てます。

冠模試も全部捨てようとしていたので、それだけは止めて、模試類はとりあえず小屋裏部屋に移動しました。

今はべつに見たくないかもしれないけど、子や孫ができたときに見せると面白いかもしれないし。。。小中学校のときの模試もだいたい全部とってありますし。

わたしは、ノート類の中からも、こっそり一冊抜き取っておきました。実は、息子が小中学校のときのノートも少しだけ保管しています。一生懸命勉強したよい思い出なので。

それから、他県の祖父母の家に息子一人で凱旋帰省もしてきました。今回たくさんお祝もいただいたので、そのお礼も兼ねて。

あとはひたすら細々としたものの手続き(スマホの契約変更とか銀行やカードの手続き等々)。買い物は最低限のものだけそろえたつもりですが、それでも何だかんだと出発前日までいろいろと詰め込んで荷物を発送しました。

その他は特にどこかへ遊びに行ったりはせず、家族3人家でゆっくりまったり過ごし、久しぶりにリラックスした日々でした。

出発の日の朝とその後

いつも旦那が仕事へ行く前に息子を起こすのですが、この日はさすがに自分で起きてきて、父親を見送ってました。

その後はいつもどおり炬燵でゴロゴロ。

7時半頃には家を出て、わたしが最寄り駅まで車で送っていきましたが、これもいつも通りハイタッチしてお別れしました。

この後の帰り道、わたしは号泣したりするんだろうか、と想像していましたが、そんなこともなく・・。

受験の前後くらいで、息子が巣立つシュミレーションをしていた頃のほうがよっぽど悲しかったくらい。

受験の頃は、息子が保育園に入ったとき、「お母さんお仕事行かないで」「お母さんがいたら楽しい」と必死で泣いて訴ていた姿をよく思い出してました。そのとき、十数年後は立場が逆転してわたしが泣く番だな、と思ったので。

で、いざ見送ってみると、感覚的には単身赴任に送り出す気分。

新幹線に乗ってしまえばすぐに着くところに居るわけだし、一週間後の入学式でまた会いますし、GWや長期休みはどうせまた帰ってきて家でゴロゴロしているだろうし。「息子元気で留守がいい」、というやつですね。

これまでずっと18歳で子育て終わり、という気持ちでいましたが、結局、子の心配はいつまでも続くし、これからも息子はわたしの人生の一部なんだなぁ、とここ1週間くらいで気づきました。

ただ、いちおう今がひと区切りには違いないので、出発前に息子へお手紙を書いて渡しておきました。

内容は、生まれてきてくれてありがとう、〇〇君のおかげでわたしの人生が100倍楽しくなったこと、これからも必ずあなたの味方をする人がこの世の中に最低一人はいることを心に留めておいてほしいこと、今後も自分の人生をおおいに楽しんでください、みたいなこと。

旦那も書いたようですが、お互いに何を書いたかは知りません。

手紙を渡したら息子は、「これは危機的状況に陥ったときに見るやつなの?」と言っていましたが、いやいや、東京に着いたら読んでよ、と。

果たして読んでくれたのだろうか。


息子がいなくなった家はもちろん寂しさはあります。

他愛のない話をする相手がいない

ドーナツを3等分しなくてよい

夜息子の部屋の前を通っても電気がついてない

とか、ふとしたときに急に涙が出ることもありますが、これも生活の一部だし、家中に息子との思い出がたくさん詰まっている証拠だな、と。

悲しさよりも、これから東京にちょいちょい遊びに行ける、というワクワクのほうが今は大きいです。

東大得点開示について

東大受験については、得点開示をもって終了しようと思っていましたが、開示得点を息子からすすんでわたしに教えてくれたら、ここでお知らせします。こちらから聞くことはしないので、もし息子から連絡なければあしからず、です。

息子の性格上、そもそも開示を「見ない」ということもあり得ますし・・。

よくも悪くもあまり過去を振り返らない人なので。


さて、わたしはたっぷり時間ができ、幸い憂うことも何もないので、今年はいろいろと新しいことをはじめたいと思います。

このブログはこのまましばらく置いておくか、もし更新するならブログタイトルを変えるかもしれません。

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