息子からの手紙

生き方・考え方・哲学

ひょんなことから息子に手紙を書いてもらうことになりました。

思考は現実になる?

最近、図書館で借りた「こうして、思考は現実になる」本がおもしろかったのでご紹介します。

ちょっとスピリチュアルな内容なのですが、

「本気で願えば物事が叶う」

ということを、手を変え品を変え、科学的な見地からや、実際に起こった具体例を交えながら証明してくれている本です。

かのアインシュタインも、あらゆる物質はエネルギーでできており、わたしたちの身体も一見固体のように見えていて、実は定まった形はなく、自在に形を変え続けている、と言っているそうです。

そして、思考もエネルギーの振動にあたり、宇宙エネルギーと共鳴して互いに影響を与え合っている。

だから、身の回りの世界を変えるためには、自分の期待や思い込みを変えるだけでいい、とこの本では説かれています。

わたしはもともと目に見えないものや、自分が体験したことしか信じないタイプでしたが、最近になってやっと、生きているうちに自分が知り得ることなんて、この世界や宇宙のごくごく一部にすぎない、と気づきました。

だから、今まで興味のなかった宗教や精神世界も時々覗き見ている今日このごろです。

で、なぜそれと息子からの手紙が関係あるかというと・・・。

この本の中で、目には見えないエネルギーを利用して、思考を現実にするための実験のひとつとして、

「なにかひとつ欲しいものを決めて、48時間以内にそれが手に入るように強く願う」

というミッションを行ってみよう、という提案がされていました。

わたしは物欲がほとんどなくて、同じお金を使うなら物を買うより旅行に行きたい、と思ってしまいます。

で、欲しいものはなにか?と考えたときに、なんとなく思い浮かんだのが「息子からの手紙」だったのです。

息子からの手紙

これまで息子から手紙をもらったのは、おぼえている限りで3〜4回。

たがいは塾や学校で卒業前に強制的に書かされたもので、内容も「書かされている感」満載の、結構適当なものだったと記憶しています。

ただ、息子が低学年のときに1度だけ自発的な手紙をもらったことがあります。

我が家に自治会の当番がまわってきて、2カ月間ゴミ集積所の鍵の開け閉めをする、という勤めを無事果たし終えたわたしに、「がんばったご褒美に」、と息子が賞状をつくってくれました。

思いがけないことだったので、とても嬉しかったですね。

さて、今回は息子からの手紙が欲しい、と願ってはみたものの、自然発生的に手紙は届かないだろうな、と思い、結局締め切り時間の前に、息子に何か一言でいいから手紙を書いてほしいと、頼みました。

そうです、ズルをしたのです。

でも、願えば叶う、というのは、ただ祈るだけではなく、最後まで諦めずに自分でも努力する、ということのかな、と勝手に解釈することにしました。

そして、もらった手紙には、本当に一言

「いつもお弁当ありがとう」

と書いてありました。

そういえば、中学卒業のときに学校で書かされた手紙の最後にも、「高校生になったら弁当よろしく」と書いてあったので、毎日お弁当を無事にもたせてもらえるかどうかは、息子にとっては気がかりなことみたいですね。

おそらく、小学生だか中学生だったときの夏休みの家庭で取り組む自由課題で「休み中は毎日お昼ご飯を作る」というミッションを息子に課したときに、主婦が連日ご飯をつくるのが意外と大変なことを知ったからではないか、と思います。

水も言葉を聞いている?

手紙とは関係ありませんが、本の中で、ひとつとても興味深い実験が紹介されていたので、シェアします。

日本の科学者である江本勝さんという方の研究グループは、水が言葉・音楽・祈りなどにどう反応するかを長年研究しておられるそうです。

その研究内容というのが、1万本以上の水のサンプルに、音楽やお経を聞かせ、その後水を凍結させて顕微鏡で水の結晶を見る、という実験です。

この実験の結果、美しい音楽や、僧侶のお経などを聞かせた水は、純白で美しい結晶になり、ネガティブな言葉をあびせつづけた水は、濁って形の醜い結晶になる、ということがわかったそうです。

人の身体や地球の70%は水でできおり、音もエネルギーの波なので、まわりから入ってくる音楽や言葉が、わたしたち自身にいかに大きく影響を与えているのかがよくわかりますね。

植物にも声をかけてあげるとよく育つらしいですし、料理を作るときに「おいしくなあれ」とおまじないをかけるのも、本当に効果がありそうな気がしてきました。

そういえば、胎教にモーツァルトの音楽を聞かせるのがよい、という話を聞いたことがありますが、うちも聞かせておけばよかったなぁ、と・・。

まあ、それは今思っても手遅れですが、家庭の中で親が発する言葉って、子供の成長に大いに影響すんだな、と改めて思いました。

この他にもイエスが起こした奇跡の秘密や(著者がアメリカ人なので、例えがキリストですが、釈迦や空海についても同じことがいえると思いました)、自分がウソをついているかどうか簡易的に確かめる方法など、いろいろと面白い小話(?)が書いてありましたので、興味のある方は本で詳細を確認してみてください。

さて、もうすぐ高2になる息子にお弁当を作ってあげられるのもあと2年となりました。

明日からはもうちょっとはりきってお弁当作りにのぞみたいと思います。

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