英語の学習って、「よしやるぞ!」と思い立って始めてみるものの、何度も挫折を繰り返しやすいですよね?わたしもそうでした。そして、最初に決意した「よしやるぞ!」から早20年が経過してしまいました。
でも、今回は、今のところ一年半続けられているので、この一年半で実施したことと、どうやってモチベーションを維持しているのかをお話したいと思います。
ちなみに、わたしの目指すレベルは、海外に行ったときに、現地の人とコミュニケーションが自然にとれて、自由行動しても観光や食事、買い物が楽しめる。英語の小説を原書で楽しむ。映画を字幕なしで観てあらすじがわかる程度に楽しむ。というレベルです。英語を仕事に、TOEIC900点台に、というもっと高い志をもっている方にはあまり参考にならないかもしれませんのであしからず。
では、さっそく、学習内容からご紹介します。
英語学習を始めてからやったことと、使った教材
まず、一年半前のわたしのレベルは・・・、中1程度でした(汗)。念のため中学の英文法からやり直したら、中2の単元で既にわかっていないところがあると判明。What is it と what it is の違いです。簡単な英語の文章を読んでいて、なんで時々逆になってんの?と不思議に思っていたら、その理由が中2レベルの文法解説に出てきました。
こんな感じからスタートして、単語・文法・リスニング・リーディング・TOEIC対策・スピーキングで次のことをやりました。
単語
☆中学英語~大学受験までの英単語4000語を単語帳を使って覚えた
単語帳を何冊も買うのが嫌だったので、行った本屋で一番単語数が多いものを選びました。ひととおり全部終えるのに3か月くらいかかったかな?一日単位や一か月単位で覚える量の目安を決めて、取り組みました。覚えたのは英語→日本語だけです。英単語を見て、意味がわかればOKとしました。わからなかったところにチェックを入れて、次はそこだけ覚えなおしていく、というオーソドックスな方法を繰り返しました。
単語の学習は、ある程度短期集中して取り組むのがポイント。若い頃ならとにかく、覚えたそばから忘れていっちゃうので、定着するまでひたすら繰り返します。
☆youtubeで英単語4000語を聞き流した
お昼休憩のときに1.5倍速にして聴いてました。退屈なので、だいたい途中から寝てしまいます。でも、発音がわからないと単語が頭に入ってこないので、今から最低100単語は集中して聞こう、などノルマを決めて、その後は聞き流すだけでも効果はあったと思います。
文法
文法は勉強しなくてももいい、という流派もありますが、やったほうが断然理解度が早まります。ネイティブの幼児と同じような学習法=毎日英語を浴びつづけて、最低限の会話ができるのに2~3年かかる、ということです。普通に日本に暮らしていたら、一日中英語に触れているわけじゃないので、もっと時間がかかってしまいます。
とうわけで、中学~高校までの英文法と英語構文はネット動画でタダで学習しました。学習と言っても、ただ視聴するだけです。
トライイット 中・高校生向け映像授業サービス
メールアドレスを登録しないといけませんが、基本の授業は無料で視聴できます。無料部分だけでもかなりの内容量になるので、全部見終わるのに2~3か月かかっていると思います。講師陣は、教えるのがものすごく上手で、しかも面白いです。
リスニング
これは、暇さえあればいつでもどこでもできます。たった今もyoutubeの英会話動画を聞き流しながらこのブログを書いています。
ちなみに、単語・文法・リスニングの学習は同時進行で行いまいした。
☆学習開始時期から観ていたyoutubeの番組
初心者は、英語字幕があって、ストーリー仕立てになっているものが理解しやすく、飽きずに楽しめます。
☆慣れてきた頃に観始めた字幕のないもの
リーディング

本は寝る前に読みます。学習というより、お楽しみの時間です。難易度が低いものから順にご紹介します。
☆英語学習者向けで面白かったもの
Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS)
著者は日本人です。教科書的ではなく、ストーリーも面白いし、後半ちょっとずつレベルが上がっていきます。わたしは図書館で借りました。
☆児童書
There’s a Boy in the Girls’ Bathroom
ルイス・サッカーというアメリカの著者が書いた児童文学書です。ちょっと泣けます。
☆小説
Newcomer (The Kyochiro Kaga Series) 東野圭吾「新参者」の英訳
「ウォーリアーズ」や「ハリーポッター」は英語学習者向けの定番らしいのですが、わたしは、はまりませんでした。
「赤毛のアン」は、茂木健一郎さんがすすめているので読んでみました。これも、わたし的にはまあまあ。
シドニィシェルダンは話がどんどん進むので面白いです。難しい表現もほとんど出てきません。
「アルジャーノンに花束を」は、講談社のルビー・ブックスというシリーズのものです。このシリーズは難しい単語の意味が単語のすぐ下に書いてあるので、本格的な小説が容易に読めます。シリーズには「華麗なるギャツビー」や、「ティファニーで朝食を」などの名作が含まれていますが、もう発売されていないみたいですね。中古なら手に入るようです。わたしは図書館で借りました。
東野圭吾さんのようなミステリーものの英訳もおもしろいです。もともと日本の小説なので、ストーリーがすんなり入りやすく、話もどんどんすすみます。
ここまでで少し長くなってしまいましたので、具体的なTOEIC対策や英語学習のモチベーションについては次回続きを書きます。後編はコチラ 1年半でTOEIC300点台→700点台にした方法



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