東進の林先生の授業って面白いの?

東大受験【高1】

息子が先日東進の無料お試し授業(映像)を受けてきました。好きな授業が選べたので、せっかくだから「今でしょ!」で有名なあの林修先生の授業を受けてきたそうで、その内容と感想についてシェアします。

現代文という科目について

林先生の授業は、解法テクニックだけを教えるのではなく、「現代文とは何か」ということについて根本から理解できるように教えてくれるそうです。

現代文は、「作品を読んだ出題者が、どんな解釈をしたかについて正しく答える問題」だそうで、筆者の思いや、自分(解答者)が作品についてどう感じたかは関係ない、とのこと。

確かに、言われてみればそうですね。自分の感想を述べるのでは、道徳の授業になってしまいます。

現代文は正しいやり方で得点アップできる

現代文において出題される多くの問題は、文章の「要約」なんだそうです。問題文の中には、筆者が言いたいことを読み手にわかりやすくするために、具体例を延々と挙げてあるものがよくあります。小中学校のテストでは、文中から曖昧な表現を抜き出して、それに相当する具体例を本文から抜き出しなさい、という設問もよくみかけたと思います。しかし、大学入試では、よい大学になるほどそういう出題の仕方はしないそうです。大事なのは、結局筆者は何を言いたいのか?という肝の部分なんですね。

だから、現代文の力をつけたければ、

①設問に対する答えが書かれている範囲を問題文の中から特定する
②そこを80字程度で要約する

という練習が非常に役立つそうです。

共通テストはマーク方式ですが、その問題を利用して、まずは自分で80字に要約してみる。それから、解答の選択肢をみるようにすると、簡単に答えが選択できるようになり、自分がした要約が的確かどうかもわかる。そして、これが記述式の二次試験の準備にも役立つそうです。また、要約が速くできるようになれば、時間に追われることもなくなるので、この練習は一石三鳥くらいの効果が期待できそうですね。

林先生は毒舌!?でも、人生の役に立つお話も

林先生はテレビに出ているときと比べて、予備校の授業中は結構毒舌らしいです。特に、問題文があまりよい文章ではないと、何でこんなわかりにくい書き方してるんでしょうね?僕ならこう書きますが、というようなことをぼやいておられるそうです。

また、現代文の授業とは直接関係ないけども、役立つお話も聞けるようで、お試し授業で息子が聞いてきたのは、受験生には次のように4つのタイプがある、という話。

①先生の言う通りに受験勉強して伸びる子
②先生の言う通りに受験勉強しても伸びない子
③自分で勉強方法を考えて伸びる子
④自分で勉強方法を考えて伸びない子

この4つの中で、社会人になったときに役立つのは①、②より③、④の子だそうです。言われたことを真面目に実行するのは、いわゆる「よい子」で、先生からは気に入られるかもしれないけど、それで得をするのは学校の中でだけ。たとえ受験期間中に成績が伸び悩んでも、自分で考える癖をつけておくほうが、社会に出たときに何倍も役立つそうです。だから、林先生が自身が予備校で教えることも、「こういうやり方もありますよ」、という一例をあくまでも示しているだけ。それを使うかどうかは、あなたたちの選択肢に任せます、とのことです。

親や学校の先生以外にも、人生について語ってくれる大人に出会えるのは、塾通いの醍醐味かもしれませんね。

東進のカリキュラムはやはりすごい

林先生の授業は一言で言うと、「すごく面白かった」そうです。ロジカルな説明で、理系の息子の頭にもすんなり入ってきて、これなら現代文も面白くなりそうだ、とのこと。

林先生以外も東進の人気講師の授業は本当にわかりやすくて面白いらしいです。特に東大を目指す地方の子なら、東大入試向けの授業の選択肢が多く、やっぱり東進がいいのかな、と思うようになりました。現在通っている塾から東進へ変えようか考え中なので、正式に入塾したらまたリポートします。

にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦へ にほんブログ村 受験ブログへ にほんブログ村 子育てブログ 高校生の子へ
>

コメント

タイトルとURLをコピーしました