高1息子 東進衛生予備校へ転塾しました

東大受験【高1】

小6の頃からお世話になった地元の学習塾から東進衛生予備校にうつりました。転塾の経緯や、東進衛生予備校のシステムや費用などについてお伝えします。

転塾の経緯

息子が小6のときに入り、中学受験・高校受験とお世話になっている地元では有名な進学塾。高等部では難関国立大を目指す映像授業見放題の特待生にしてもらえたので、大学受験も同じ塾でお世話になることに。しかし、高1の2学期に入った頃から、息子が「塾を変えてもいいかな」と言い始めました。一番の理由は、学校の定期テストや模試などの成績をチェックされて、高校内で1番〜2番を目指すように担当の先生からいつも言われるのが嫌だったみたいです。また、学習の進め方についても、「相談しながら」というより、一方的にあれをやれ、これをやれ、と指導されるので、これでは集団で授業を受けているのと同じで個別学習のよさがない、というのも不満だったようです。

しかし、息子の話をよく聞いてみると、嫌だと思っているのはたぶんその先生のことだけで、そのほかの塾の環境には満足しているようだったので、それで辞めてしまうのはもったいないと、わたしは思いました。また、これから社会に出たときに、苦手な人なんてたくさん現れます。そんなときに「その人が嫌だ」という理由でいちいち辞めていると、損するのはこちらになります。今回もせっかく特待生にしてもらってるんだし、簡単にやめるべきではないと思いました。(本当は担当の先生をかえてもらいところですが、特待生の担当はこのエリアでお一方だけみたいです)なので、その先生との面談だけのらりくらりとかわして、もうちょっと続けたら?ということに一旦はなったのですが・・・。

見放題の映像授業は、見たい授業のテキストを購入すると受講可能になります。息子は数学をどんどん先にすすめていて、数Ⅲのテキストを注文しようとしたら、塾から待ったがかかってしまいました。数学ばかり進みすぎていて、ちょっとペースが速すぎるから、とのこと。でも、息子は自分なりの学習計画を立てていたので、次の月例面談のときに先生に自分の考えを伝えてみたら?とういことで、面談の日を迎えました。

面談が終わると、担当の先生から保護者あてにもその日の面談内容がメールで送られてきます。そして、その日は以下のようなメールがきました。

>数学については、本人は予習をすごく意識しています。とても意識が高いのでほめていますが、まずは「定着」も必要なので、そこはうまく話しています。今年度の、共通テスト同日にて、数1A満点、数2B70点が目標です。

これを見て、あ、息子は玉砕したんだな、と思ったので、援護射撃をしてみることにしました。以下は、わたしから先生に返信したメールの一部です。

>予習についてですが、本人は数・英・物理などの受験で使う主要科目については、とりあえず一度すべての単元をざっとやってみたいようです。そうしないと、この先出てくる単元の難易度や、全部でどのくらいの分量があるのかがわからないからです。先生方はもちろん全容をよくご存じなので、現段階でどのくらいのペースですすめればよいかをアドバイスしてくださっていることと思います。ただ、本人は、自分がこの先どこでつまづいて、どこに時間をかけなければならないかがわからないので、不安なんだと思います。そのため、とりあえず一回全部通してやってみて、2巡目・3巡目・4巡目・・・と残り2年間で段階的に定着させていきたいという考えをもっています。予習にこだわっているのはこういった理由からですが、その上で、やはり今は定着のほうが大事ということでしたら、それですすめていただければと思います。ただ、本人がその点をちゃんと納得してすすめないと、塾に不信感をもってしまうかもしれないので、この先も様子をみていただいて、必要があれば適時またアドバイスをいただけたらと思います。お手数ですが、よろしくお願いいたします。

さて、これでどんな返事が返ってくるのかな?と思ったら、メールではなくすぐに電話がかかってきました。そこで先生がおっしゃっていたのは、

「今数Ⅲにすすむにはあまりにも早すぎる。お母さんからもそう説得してください。」

とのこと。なぜ早すぎるのか?すすむとどんな不具合が起こるのかは特に説明はなく、一方的にはやすぎるからダメ、とまくしたてられました。

「息子が納得しているなら、わたしのほうはどちらでもかまいませんが・・」

と言うと、

「今日面談で話しましたから、お子さんは納得されているはずです」

とのこと。

しかし、帰ってきた息子に聞いてみると、案の定まったく納得していませんでした。面談では、「お前、こんなにはやく進めてどういうつもりだ?」と結構高圧的だったようです。

受験勉強は塾に通わずとも、自力でもできます。でも高いお金を払って通わせているのは、情報収集や、周りの頑張っている子たちに刺激を受けるためや、先生方に子供のモチベーションを上げてもらうのが主な目的だと思っています。でも、せっかくやる気になっている子のモチベーションを逆に下げるような塾なら通ってもしょうがないかな、と思い、転塾を考えることにしました。

その後、息子は周りの友達などから情報を集め、保護者同伴で入塾の説明を受けたり、体験授業を受けたりして、転塾先は東進衛生予備校に決めました。申し込み手続きが終わってから、元の塾には辞める旨を伝えました。これまでの塾では自習室にほぼ毎日通っていたので、担当の先生はもちろん、スタッフの方々や友達にもかなりビックリされましたが、「またいつでも戻っておいで」「お世話になりました」と、いちおう円満に退塾してきたようです。

息子はこれで定期テストの重圧から解放されて、これからは受験勉強に専念できる、と喜んでいます。

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東進衛生予備校のシステムや経費

こちらは地方なので、東進といっても基本的には映像授業のみの受講になります。教室には担当の先生がいらっしゃって、週に1度程度面談のようなものがあるらしいのですが、まだ通い始めていないので、そのあたりは後ほど詳しくレポートします。

今回の入学時の費用は

入学金・年間サポート料・年間の模試受験料(何度受けてもよい)併せて「6万円弱」 でした。

入学金は東進の無料模試を受けると割引になるそうですが、受けていないのになぜか割引してくれました。

また、東進の学年の切り替わりは12月からなので、年間サポート料と模試受験料は、今入塾すると、来年11月末まで有効だそうです。施設管理費などはかからないので、これが授業以外の年間経費となります。

そして、授業料は1講座(90分×20回)が77000円。複数講座をまとめて購入すると割安になるようです。

息子は理数科だからなのか東大志望だからなのか、入塾時にいちおう特待生ということで、1講座分は無料でつけてもらえました。でも、入塾と同時に授業を見始めなくてもよくて、講座の受講期限も学年が切り替わるときまで有効だそうなので、来年11月末までに受講し終わればよいそうです。今後の学習の進み具合や模試の結果で、どの講座をとるか決めようと思うので、1月の共通テスト模試までの間は自習室のみ利用する予定です。

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息子の高1・高2の塾の年間予算は40万円としている(前の塾の映像授業見放題の費用が年間約40万円だった)ので、あと5講座くらい受けられる計算になります。まあ、無理に高2のうちに受講しなくても、基礎的な勉強をひととおり自分で終わらせてから、高3で実践的な講座をたくさん受講するというのもありかな、と思っています。余った予算は高3年度に繰り越して、息子には予算内におさまるように授業を選んでもらうつもりです。

「東進は高い」という先入観がありましたが、必要な講座だけ厳選すれば、他の塾と大して変わらないのかな、と思います。

ちなみに、東進は高校の定期テスト対策には力は入れていないようです。元が予備校ですから、そりゃあそうだ、と思いますが。また、学習のペースもわりと本人に任せてもらえるようです。そういえば、息子が体験授業を受けた現国の林修先生も、自分で学習計画を立てることの重要性をといておられたな、と思い出しました。

長丁場の大学受験勉強は、モチベーションの維持が何より大事だと思いますので、これからは東進で頑張ってくれればいいな、と思います。

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