遅咲きの女性 アラフィフでもまだ間に合う!

生き方・考え方・哲学

アラフィフとなった現在、今後の人生をよりよく生きるために、どうすればよいかを日々考えています。そんな中、年齢的にはわりと遅咲きといわれる女性たちに勇気をもらっています。

人生100年時代と言われている現在は、子育てが終わってもまだ何十年も生きていかなければいけません。ひとつのことを5年も続ければだんだんと成果が出てくるのなら、40代、50代からでも十分新しいことにチャレンジできると思います。

ここではわたしが最近知った、遅咲きキャリアをもつ3人の女性についてご紹介します。

30代で小説を書き始めた女性

子供の頃から空想好きで、30歳を過ぎてからその空想のお話を小説として書き始め、35歳で小説家デビューした湊かなえさん。「告白」などのミステリー小説が有名です。

また、趣味が登山で、山に登りたいがために登山をテーマにして書き始めた小説「山女日記」はドラマ化もされています。

趣味がそのまま仕事になって、その仕事をまた他の趣味とも結びつけてしまう・・。そんな理想的なことってあるんですね。

わたしが話を聞いて、興味深いと感じたのは、湊さんが小説を書くペースについて。家事と子育てをしながら、10年以上、毎年新刊を出し続けるという驚異的なスピードです。

湊さんの書く小説はだいたい1冊20万字程度のものが多いそうなのですが、1本書くのって、いったいどのくらい時間が必要なのでしょう?

想像すると気が遠くなりそうですが、湊さんがおっしゃっているのは、とにかくコツコツ毎日続けること。1日400字詰の原稿を15枚書くと、1日6000文字書けます。20万÷6000=約330日ですね。そういえば、村上春樹も1日に5000字しか書かない、と決めているそうです。

わたしが片手間に書いているブログ記事も1本2000〜3000字くらいなので(質がまったく違うので、比べるのはおこがましいですが)、プロの作家さんの作業量はさほど多くないんだな、と感じます。ただ、それを何百日も、何年も続けられるところがやはりプロなんでしょうね。

40代で英語の勉強を再開した女性

お次は有名人ではなく、先日テレビで知った一般の方の例についてもご紹介します。

この方は子育ても終わった40代半ば、「わたしっていったい何ができるんだっけ?」ということで、大学時代に学んでいた英語のことを思い出し、46歳で英語の勉強を再開されたそうです。

再開直後はなかなか頭に入ってこなかった英語も、コツコツ続けていると、だんだんと英語脳になっていき、そうすると勉強が楽しくなり、9時〜17時まで夢中で勉強する日もあったそうです。そして、5年後・・。ついに英検1級と通訳士の資格を取得!

現在は70代で現役英語講師を務めておられます。やりたいことができて今はとっても幸せ、とのこと。

バリバリ働く70代の女性、かっこいいですね。恐れ入ります。

70代で絵を描き始めた女性

そして、最後にご紹介するのはさらに遅咲きの方。

アメリカの画家グランマ・モーゼスさんです。

もともと普通の農夫で、趣味で刺繡絵画をされていたのですが、70代でリウマチが酷くなり、手の痛みで刺繍はあきらめ、絵画へ転向。

なんと本格的に筆をもったのは76歳のときだったそうですが、その後地元の展覧会に出した絵が画商の目にとまります。80歳のときに個展を開き、あれよあれよという間に有名画家になってしまい、100歳まで描き続けたそうです。

グランマモーゼスの絵の題材は、そのほとんどが田舎に暮らす人々の日常風景。わたしも大好きな画風なのですが、のびのび、ほのぼのとしてみる人を幸せにします。

亡くなる直前まで好きなことができたら、本望ですね。

現在、日本国内でグランマ・モーゼス展を開催中

【公式】グランマ・モーゼス展

年齢を気にせずやりたいことをやる

このお三方のような女性の話を聞くと、もうアラフィフだから・・なんて言っていられませんね。

やりたいことはどんどんやって、人生を謳歌しないともったいない。

おとなが新しいことを始め、それを続けていくには3つポイントがあるそうです。

①好きなことからやる
②ハードルを上げすぎない
③1人でやらない

そして、学んだことは最初はひとつひとつの点でしかありませんが、コツコツ続けていると、その点が線になり、最後は面になるときがくるそうです。だから、なりたい自分やワクワクする将来を思い浮かべて、モチベーションを維持していきましょう!

ただ、個人的にはわたしはやりたいことが多すぎて、あれもこれも手を出してしまい、どれもものにならない、というジレンマを抱えていますが・・。

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