テストで9割とれる勉強法

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そろそろ2学期末の定期テストです。今回は、息子がやっている定期テストの勉強法についてお伝えしようと思います。

学校の定期テストで問われること

中学・高校の定期テストで出題されるのは、基本的には授業で習った内容だけです。授業でやったことをちゃんと理解し、定着しているか、という確認のためのテストだからです。

特に中学校のテストに関しては、当然ながら教科書の内容からほぼ出題されるので、教科書に書いてあることを完璧におさえれば、9割は点がとれます。

息子がそのことに気づいたのは、幸い中学入学前に【東大首席が教える超速「7回読み」勉強法】という本に出会ったからです。

この方は、中高生時代のテストはもちろん、東大入試や司法書士試験もこの方法で乗り切ったそうです。

正統派の7回読み勉強法については書籍で確認していただきたいのですが、ここではうちの息子がこれを参考に実際にやっている勉強法についてご紹介します。

息子のこれまでの定期テストの結果

勉強法を紹介するといっても、成績があまりふるわなければ説得力がありませんので、息子のこれまでの成績について簡単にご紹介すると・・

中学のときは、

地方の普通の公立中学 学年約160名中で

定期テストはだいたい1〜5位でした。

高校入学後は、

地方の公立高校理数科 クラス40名中

高1 1学期中間 9位
高1 1学期期末 2位
高1 2学期中間 6位

これは副教科もすべて合わせた順位です。ちなみに高校の理数科は普通科とテストの内容が違うので、理数科クラス内だけで順位が出ます。

定期テストの勉強でやること

定期テスト対策では、まずは各教科それぞれ、どこから出題されているかを分析します。

たとえば、本当に教科書からのみ出題される教科もあれば、先生によっては授業中に配ったプリントや、板書の内容から出題することも。

学年の最初のテストで傾向がわかるので、あとはそれに合わせた勉強をするだけです。

最初だけ手探りになりますが、塾によっては定期テスト対策に力を入れていて、事前に傾向を教えてくれることもあります。また、兄弟や部活の先輩から聞き出す、という手もあるでしょう。

出題傾向をおさえるのは、定期テストに限らず、大学や資格試験の勉強でも同じですね。

そして、出題元がわかったら、そこのテスト範囲を間違いがなくなるまで何度も繰り返しおぼえます。

しかも、重箱の隅をつつくようにできる限り細かいところまでチェックします。

たとえば、教科書に出てくる写真や図、その下に小さく書いてある説明書きなども目を通しておきます。理科や社会などはこういった資料をそのまま用いて出題されることもあるからです。

テスト勉強での教科書や問題集の具体的な活用方法については以前のブログで詳しく説明していますので、そちらをご参照ください。↓

過去記事 テストのミスをなくす方法

定期テストの勉強でやらないこと

逆に息子がテスト勉強でやらないことは、

・ノートは使わない
・単語帳などは作らない

この2つです。

これをやらない理由は

1,時間がかかる
2,書いただけで勉強した気になる
3,要点をおさえるだけでは不十分

1,2についてはおわかりいただけると思います。

3についは、先ほど述べたように、定期テストでは教科書の小さい説明書きのようなものからも出題されます。だから、要点だけをまとめるような勉強法では足りないのです。テスト範囲は中学なら教科書でいうとせいぜい30〜40ページ程度でしょうから、その範囲に書いてあることすべておぼえてしまうのです。

ノートにまとめなおしたり、単語帳を作っている間に、教科書を何巡か読み返すほうが効率的だし、全体の流れもわかるので記述式の問題にも対応できます。

教科書にどうしても補足が必要なときは、息子は消せるボールペンで直接教科書に書き込んでいるそうです。

ちなみに、息子が愛用しているのはフリクションボールペンです。結構高いです。インクが出なくなったら、替え芯を利用しています。

テストで9割とるには時間も必要

このように、定期テスト前は出題元の教科書読みや問題集、プリントなどを繰り返しやるため、全教科9割以上とろうとすると、ある程度時間が必要です。

どのくらい時間がかかるかは、個人差があると思いますが、息子の場合は中学のときは1か月前からテスト準備にとりかかっていました。

要領がよい子なら、もっと短時間で習得できると思いますが、息子はどちらかというと要領が悪く、地道に努力派なので、とにかく時間をかけます。

しかし、これが逆にプラスになったと思います。なかなか覚えられないので、繰り返しやると、覚えた内容がしっかり定着し、テストが終わった後にちゃんと身についているからです。

また、何事も早めにとりかかれば、多少要領が悪くてもなんとか人並にできることがわかったので、これが受験勉強でも役に立ちました。この方法で公立高校の入試でも9割得点し、首席合格できました。

・・と、ここまで主に中学のときの定期テスト勉強を中心に述べてきましたが、現在息子は高校の定期テストの勉強にはなるべく時間をかけない方針に転向しました。

中学の定期テストの点数は内申に直結し、高校入試に大きくかかわるのですが、高校の定期テストの成績は大学の一般入試には関係ありません。だから、現在高1ですが、普段から大学受験に向けての勉強をすすめ、定期テストのための勉強は最小限にしています。

そういった理由で、最近塾も変えました。関連記事↓

高1息子 東進衛生予備校へ転塾しました

なので、今週から期末テストですが、この土日も、ほとんどは来月ある東進の共通テスト本番レベルの模試に向けての勉強をしていました。

これも2年後の本番の共通テストで9割とるための準備です。テスト勉強も受験勉強も正しい方法で、早く始めて、コツコツ続けると、必ず結果がついてきます。

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