主婦が暮らしのモチベーションを維持するには

生き方・考え方・哲学

モチベーションの波は、誰にでもあります。特に大学受験などの長丁場になるものは、いかに高いモチベーションを保ち続けられるかが、勝敗のポイントになるのではないでしょうか。しかし、仕事や試験などのゴールがあるものに取り組むのならまだしも、わたしのように主婦だったりすると、生きていく上で自分のモチベーションをどうやって保ち続ければよいのか、考えてしまいますよね?そこで、今回は自分は今どこへ向かっているのか、何をすれば生活の中でモチベーションが自然に保てるのか、などわたしが日々考えていることをお伝えします。

「最善手」を指し続ける

棋士の藤井総太三冠は、棋界の並み居る強豪相手に、デビューから5年近く経った今も「通算勝率8割以上」という、とんでもない数字をたたき出しています。

その強さの秘訣については、いろいろと言われていますが、「超がつくほどの負けず嫌い」なのも強くなるには欠かせない要素のひとつになっているようです。藤井さんが子供の頃は、大きい大会に限らず、普段の練習将棋でも、負けると大泣きしてものすごく悔しがった、という話は有名です。そして、とことん悔しい思いをして、負けないためにはどうすればよいかを考え抜いた結果、やはり自分が強くなるのが一番だ、という結論に達したのでしょう。三冠になった現在も、とにかくもっと強くなって、よい将棋を指したい、ということをいつもインタビューでおっしゃっています。

そんな藤井さんがプロになる前くらいから対局中にいつも考えていることは、どんな局面でもその時の最善の手を指す、ことだそうです。もし、勝ち負けや記録にこだわると、負けたときにモチベーションが下がってしまう可能性があるからだ、ともおっしゃっていました。そして、劣勢のときでも諦めずに最善手を指し続けると、逆転につながることもあり、結果的にそれが高い勝率をキープしているようです。

この話を聞いてから、わたしも普段からそれを心がけようと思うようになりました。普通に過ごしていても、思わぬ不幸やテンションが下がってしまうような出来事は向こうからやってきます。そのときに、自分や周りの人たちにとって最善だと思える選択をしつづければ、人生そう悪いほうへは転がっていかないのではないでしょうか。

「蟻の門人となるなかれ」

これは福沢諭吉が「学問のすすめ」の中で書いている言葉です。蟻のように、ただ食べていくためだけに働いていてはつまらない。また、自分のことだけでを考えるのではなく、世のため人のためにできることをしましょう、とう意味なのだそうです。

人の役に立って、人から感謝される、というのもモチベーションの維持には有効です。もしかしたら、感謝されたいがためにやってるんじゃないか?それって結局は自分のためなんじゃないか?という疑問をもってしまうかもしれませんが、わたしはそれでもよいと思います。なぜなら、人に感謝されることで、自分のモチベーションがさらに上がって、また人のために何か行動できるという、好循環が生まれるからです。 人のために、といってもそんな大げさなことではなく、日々家族の食事を作ったり、いつも機嫌よくしていることも、すでに十分周りの人の役に立っているはずです。

「やりたいからやる」を最優先に

やるべきことの優先順位を決めるときに、よく、「すぐにできそうだから」という理由で、とりあえずやっていることってありますよね?でも、できそうだから、と始めたことは、実はやらなくても済むことだったりします。そして、そういうことにばかり時間をとられていると、「絶対にやらないといけないこと」や、「どうしてもやりたいこと」が後回しになってしまいます。そして、いつまでもやりたいことができないと、自信のモチベーションもだんだんと下がっていくことに。

でも、やりたいことを始めたからといって、それがすぐに実を結ぶとは限らないですよね?それに、新しいことを始めるには、時間とお金の両方が必要です。でも、その前に、生活のための最低限のお金が必要なので、食べていくためにはすぐにお金を稼げる目の前の仕事を優先せざるを得ません。

そこから抜け出すために、わたしがやっていることはセーフティネットを作っておくことです。もし、やりたいことを始めて、たとえそれがすぐにうまくいかなくても、たちまち生活に困らない状況にしておくのです。具体的には、ソーラー発電や株の配当などの不労所得があります。また、約10年前から家業として農業を始めたので、もし外で働けなくなっても、最悪それだけでも食べていけます。

我が家は特に資産家でもなければ、旦那が会社役員だったりとかする上級国民ではありません。なので、自分が無駄だと思うことにはお金も時間もなるべく費やさず、逆にやりたいことを好きなようにるための投資や時間をつくるための努力は惜しまないようにしています。だからこうしてブログで好きなことを書きちらかす余裕もあるというわけです。実は、ブログを書くことは自分の息抜きや楽しみになっているので、次は何を書こうか、とあれこれ考えることも、わたしの暮らしのモチベーションの維持に大いに役立っています。自分のやりたいことを優先できる状況を常につくっておくことで、毎日が断然楽しくなりますよ。

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