息子が自主的に勉強するようになった時期

東大受験【高2】

今でこそ東大を目指して自分で計画を立て、コツコツ勉強するようになった息子ですが、昔からそうだったわけではありません。いつから自分で勉強しはじめたのか?をちょっと振り返ってみました。

小学生時代の自主学習

息子の小学校時代は、わたしが完全にそばについて一緒に勉強していました。

小学校中学年くらいから、朝登校前に計算ドリルをやったり、書き取りをやったり・・。

そして、小5の夏から中学受験の勉強を一緒に始めました。

でも、その頃はわたしが見ていないところでは、一切勉強していたなかったと思います。

自主的に学習・・とは、ほど遠かったのですが、なだめ、すかし、おだてながら伴走を続けて、何とか自分で気づいて自走してくれるのを待つ日々でした。

結果、中学受験は落ちてしまいましたが、今振り返れば、このとき落ちていてよかったかもしれませんね。

やはり勉強は自分が自分のためにしないと、身にならないことに気づいたかも?

また、小学生時代の塾事情は・・・、

4〜5年生のときに近所の個別指導の塾に通いました。

この塾は小学校の学習進度に合わせてしか勉強させてもらえず、もっとどんどん先へすすめてくれ、と頼みましたが、最後まで無理でした。

これでは、個別指導を選んだ意味がありませんよね。今思えば、公文教室に通えばよかったかな。

そして、6年生のときは中学受験のためのクラスがある別の塾へ通いました。

地方なのでそんなに選択肢はありません。

中学時代の自主学習

中学時代は、6年生のときに通い始めた地元の塾へ引き続き通いました。

主に学校の授業内容の予習と、定期テスト対策をしてくれ、地元の公立高校を目指すための塾でした。

この塾では学校の定期テストの結果で、座席順が決まったり、成績優秀者は廊下に名前と点数を貼りだしてくれます。

負けず嫌いの息子にはとても合っている塾でした。

なので、息子は定期テストの前は念入りに勉強し、短期間でテスト対策をする習慣はしっかり身につきました。

しかし、塾の日とテスト前以外は、普通の中学生同様、放課後は部活か友達と遊んでおり、特別自主的な勉強はしていませんでした。

それが、中3の2学期に入ってから、それまでオンラインゲームやyoutubeで使っていたPCを自主的に封印。(タブレットやスマホは持っていませんでした)

このとき、遂に高校受験へ向けて、初めて自主的に学習モードに突入しました。

そのかいあって、地元公立高校の理数科へ見事首席合格。

頑張ったぶん成果がちゃんと出たので、その後さらに学習意欲を高めることになりました。

高校入学後の自主学習

そして、高校入学後は東大を目指すことになり、そこからモーレツな自主学習が始まりました。

大学受験は人それぞれ受験先や勉強方法も違いますから、ここからはもう自分でスケジュールや学習方法を確立するしかありません。

まずは東大受験のための情報収集をし(主にネットで)、途中で塾も変えたりしながら、自分のペースでやっています。

高校入学直後は、わたしもいっぱいいっぱいになった息子の相談にのったりしていましたが、高2の今となっては特に口出しする余地もなく、生活環境を整えることと、経済的な支援をするのが役目となりました。

子供の学習に親はどこまで口を出すべき?

これは、きっとお子さんのタイプにもよると思うので、一概には言えませんが、うちの場合を振り返ると、やはり子供が自主的に勉強するようになるまでは、親は伴走するなりして、ある程度手出し口出ししたほうがよいような気がします。

たまたま外で何かのきっかけがあって、本人がやる気を出すこともあるでしょうが、それに期待してそばにいる親が何もしないと、手遅れになるかもしれません。

まあ、大人になっても勉強はできますが、学生時代に勉強を頑張っておいて損することはあまりないでしょう。

というわけで、もしお子さんが自主的に勉強しないのであれば、ただ我慢して見守るだけではなく、子供がやる気を出すように、何か物でつってもよいので、あの手この手で機嫌よく勉強する方法を考えてトライしてみるのは親の役目のひとつだと思います。

我が家では、中学生のときからずっと定期テストの学年順位によって、息子に寸志を与えています。(今となっては定期テストの成績はどうでもよいのですが、面倒な定期テストの準備に少しはお楽しみがあってもいいかな、と継続しています)

ちなみに、わたしの高校時代の同級生の例を挙げると、「次の定期テストで学年トップになったら、オーディオセット(当時10万円程度)を買ってあげる」と親に約束をとりつけてもらった男子が、めっちゃ頑張って本当に1番になり、見事オーディオをゲットしていました。(この人は慶応大へ進学)

また、わたしと同じく普段まったく勉強していなかった子が、高3の途中から親に無理やり家庭教師をつけられ、最後の冬休みは家庭教師宅に泊まり込んでほぼ軟禁状態で勉強させられ、それなりに名の知れた大学に何とか滑り込んだ、という例もあります。

ちなみに、わたし自身の学生時代は、親には完全に放っておかれて、それが理由で、というわけでもないけど、高校3年間、最後までまったく勉強せず、いくつか受けた私大はすべて落ちて、無名の短大へ進学しました。

はやく気づいてちゃんと勉強しておけば、と未だに未練がましく思うことがあります。

「放っておいてもいつか本人が気づいてくれるだろう」、というのは不親切なんだ、と身をもって感じているわたしです。

勉強以外のことで伴走して成功した我が家の例
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