地方公立高校から東大理Ⅰを受験予定の息子に高校3年間でかかった塾代や受講した映像授業を記憶の新しうちにまとめておきます。息子は3年の間に、地元の塾、東進衛星予備校、東大特進に所属しました。
高1のときにかかった塾代
息子は高校入学当初、小学6年生から通っている地元の学習塾に所属していました。
その塾では中3のときに一部の生徒を集めて特進コースが設定され、その流れで高校受験前に高校入学後も続けて在学するよう囲い込まれました。
その塾でかかった費用は、
1年間映像授業受け放題 38万円。
ここで数学・英語の基礎を一通りと、現代国語のセンター試験対策の映像授業を受講しました。
(フォーカスゴールドなど、学校の参考書等も併せて使っています)
しかし、大学受験にはやはり全国規模の塾へ通ったほうがよいのでは、と薄々感じていた息子は、塾の方針と自分の学習の進め方が合わなかったため、途中で東進衛星予備校へ転塾しました。
転塾の詳しいいきさつについての過去記事↓
せっかくの映像授業受け放題を年度途中で放棄するのはもったいない、とわたしは思いましたが、今振り返れば息子の意見を尊重して、早めのタイミングで塾を替えてよかったです。
その後東進で受けた授業は・・
理系物理の基礎(物理数学・力学・電気) 90分×25回 苑田先生
化学基礎 90分×15回 岸先生
東進の通期講座の多くは、1セット90分×20回で77000円です。
入塾時の特典で、1セットの講座(20回分)が無料になったので、残りの映像授業料(約11万円)と、東進衛生予備校での年間の担任指導料・模試料など(約6万円)をあわせると、東進で初年度にかかった費用は17万円ほど。
なので、高1の一年間でかかった費用は、2つの塾を合わせて55万円となりました。
高2のときにとった東進・東大特進の授業とその料金
高2のときに受講した東進の通期講座は以下の3つです。
数学の真髄 ー基本原理追及編ー part1・2 (文理共通) 全40回 青木先生
数学の真髄 ー基本原理追及編ー (理系) 全20回 青木先生
構文理解から難関大の英文を読み解く 全20回
新高2になるときにも、確か1セット分(20回分)の通期講座が無料になったので、かかった費用は77000円×2セットと、東進衛生予備校での年間の担任指導料・模試代の約6万円で、合計約30万円となりました。
また、高2では東進の東大特進にも申し込みをしました。
こちらはすでに東進衛星予備校へ入校しているため入学金は無料でした。(東大特進のみへの加入は確か入学金1万円が必要です)
また、模試の成績によって特待料金で受けられる講座のみをいくつか受講しました。
それが全部で35,000円程度だったと思います。(現代国語・林先生の対面授業90分×2回、添削含む)
というわけで、高2でかかった塾代は合計約33万5千円です。
高3・東進・東大特進でとった講座とかかった費用
高3では次の講座をとりました。
高3といっても実際に講座を申し込み、費用を支払ったのは高2の9月か10月頃です。
これも塾の囲い込み作戦のため、かなり前倒しでの申し込みとなりました。実際に受講を始めたのもこの時期です。
ハイレベル物理(物理全範囲)全65回
ハイレベル化学PARTⅠ・Ⅱ(化学全範囲)全40回
東大対策数学・東大対策理系数学(数学全範囲)全50回
やはり20回分が進級特典で無料になったので、残りが約50万円。
そして、その後追加で
東大の過去問演習講座 約10万円
難関4大学特別演習 17万円
を申し込みました。
その他に、年間の担任指導料・模試代で約10万円。
東大特進で少しだけとった講座が、特待料金で約2万5千円。
高3分としては合計約89万5千円となりました。
講座の内容についてはこちら↓の記事で少し触れています
東進「志望校別単元ジャンル演習(難関4大学特別演習)」の使用感と進捗状況
地方公立高校から東大を目指すために高校3年間でかけた塾代
高1~高3までかかった塾代を合計すると、
約178万円 となりました。
高校の塾代は、高1・高2がだいたい年間40万円、高3が70万円で全部で150万円くらいかかるかな、と想定していたので、28万円予算オーバー。
オーバーの原因は、最初に入っていた塾の映像見放題分かな・・。
見放題だから映像授業をとりましたが、そうじゃなければ参考書でできた内容だったので。
そしてもうひとつ、すっかり忘れていましたが・・・、
高校入学前までは東大受験なんて、まったく考えていませんでした。
【過去記事】ごく普通の我が子が東大受験を決めた理由
志望校が東大になったのも、予算オーバーの理由かもしれません。
(オーバー分の費用は、ジイジの進級祝いから出しました。)
我が家の教育費の方針
さて、この178万円を高いと思うか、妥当な金額だと思うかは、人それぞれだと思いますが、たとえば塾へ行かずに(塾なしで現役合格される方ももちろんたくさんいらっしゃいます)浪人を選んで、一年間宅浪することを思えば、1年早く社会に出ることで、この178万円は簡単に回収できますから、投資と考えれば妥当に感じます。(まだ現役合格したわけではないので、皮算用にすぎませんが)
また、うちで心がけているのは、予算を決めて使う予定にした必要なお金は、気持ちよく使う、ということです。
なので、子供の前では「またお金がかかるな」とか、「塾代がもったいない」的なことは絶対に言いません。
家計費の内訳については子供にも伝えてあり(もちろん夫も了解している)、受験に集中できる環境を家族の協力で整えてもらっていることは、本人もよく承知しているため、恩着せがましくする必要もないでしょう。
また、塾なしにするのか、塾があったほうがよいかは、本人の性格によるところと、各家庭の経済状況だったり教育方針だったり・・。
我が家の場合は、「どちらでもOK」「これだけのお金は準備できるのでその範囲内で」としました。
環境を整えたら、あとは本人の頑張り次第・・・。
結果がついてくるといちばんよいですね。
我が家のお金についての考え方・過去記事参照↓
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